​アラフィフワーママあじこです

地方都市在住
夫、中学生にやり小学生にっこり
相談支援関係のフルタイムワーカー
40過ぎて転職2回、元公務員
旅行とTDRとヨガが好き
最近はちいかわとカフェ読書にはまる
「ほどほど」「適当」「それなり」が
好きな言葉昇天
 

 

 

 

 あじこです。

 

 

 

 

 

 

 

数年前に、15年やった公務員生活にピリオドを打った私。

辞める時の決断は意外とあっさりしたものでした。

 

 

公務員生活を最後にする約1年前に受けた異動内示がどうしても受け入れられず。

事実上、勝手にキャリアの方向性を決められたも同然。

故にこの先続けていても、自分の「やりたい」は1つも見つからなそうだな、と思い、退職を決意。

 

 

で、退職を決めた理由はもう1つありました。

 

 

 

②安心安全な状態で仕事がしたかった

 

 

 

 

私は公務員時代のある時期、夜間休日の連絡や呼び出しのある仕事をしていました。

 

 

公務員ってお役所仕事で楽なイメージありますが、実際には存在自体がインフラなので、定時外にも平気で職務が発生し、所属によっては呼び出し食らうなんてザラです。

 

 

現在も能登半島地震で、多くの公務員が自らも被災しながらろくに休養もせずに業務に当たっていると思われますが、要するにそういうことなんです。

そもそも一般公務員は人間扱いされていません存在自体がインフラなので自分の安心安全を優先することは許されないのです。

 

 

(東日本の時にも、救命や捜索等の業務に直接携わる消防職員や警察官、自衛隊員等には感謝の言葉を述べる人は多々いても、その他周辺業務を主に担っていた一般公務員に対しては感謝どころか怒りをぶつける人が絶えなかったと、こちらの本にも書かれているんですよ↓)

 

 

惨事ストレスとは何か 救援者の心を守るために [ 松井 豊 ]

 

 

 

…話がそれましたし、私の退職も、震災とは無関係ではありますが。

 

 

公務員最後の1年は本当に地獄でした。

 

 

真夜中に警察署に行って徹夜で翌朝出勤するとか、

夜中に子どもが寝ている横とか休日に子どもが遊んでいる横で緊急連絡の電話取るとか

緊急の出張案件で子どもの迎えに間に合わなくなるとか

 

 

もうそういうの嫌だったんです

仕事だから仕方ない、とか全然思えなかったんです

 

 

加えて最後に働いていた部署は、上司がもろパワハラタイプで、

組織が守ってくれるから、とは到底思えない職場環境でした。

心理的安全性なんかどこにもありゃしません。

 

 

公務員の世界は、実はハラスメントに対しては非常に厳しいのですが、結局は部署によります。

ここは本当に最悪でした。

 

 

 

リーダーのための心理的安全性ガイドブック [ 青島未佳 ]

 

 

 

(実際その後、傷病休暇を取るスタッフが続出したと聞いております。当然の結果です)

 

 

その後、ご縁あって転職活動が実り、無事に公務員を辞めることができました。

 

 

アメブロ含め諸々のSNS等見ていると、「公務員辞めました(辞めます)」という人は結構多いのだな、ということに、辞めて数年たった今になって気づいております。

 

 

見ている限り、コロナで職務環境が激変し、その中で心身疲弊して退職を決意…

という方が多いのかな、と思います。

 

 

そりゃそうですよね。

あれも災害みたいなものでしたし、感染症業務に直接関係ないはずの職員まで動員されて、しかも前例がなく経験者がいない中での混乱状態だから誰も守ってくれないし。

 

 

私は災害もコロナも全く関係ない中で退職をしましたが、その後も、古巣となった役所についてはいろいろな話を聞いてしまっているので、

 

「あの時辞めておいて本当によかった驚き命拾いしたわ驚き


と、心の底から思ってしまっているのです…

 

 

仕事なんて、心身追い詰められてまで続けなければならないものではありません。

皆さまどうかご自愛のほどを。

 

 

 

↓まだ読んでないけど読んでみたい本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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