朝から岩○さんが見えたので 家に招いて雑談、、
体調不良でテニスをやめて以来、久しぶりにジョギングを始めたようです。心も体も 頑強な人なのにどこかに綻びが出始めたようです💦
それで私は栄養つけるために これを、、

フカヒレスープ、家内も大好きなので大量に買い込んじゃいました。

8月27日◯19勝8敗5221歩+ストレッチなど70分


今日の卓球は山○さんと、、
バックが上手くなりたいと卓球マシン相手にこんな練習をしています。


身体が壊れないかなあー、、
小癪なハゲ ぴっちゃん じいちゃんですが強いです。何しろ40歳の頃はマラソンで3時間を切ったそうですから、動きはいいです。

そして 休憩時間には筋力強化に、、

森永製菓のプロテインバー、タンパク質20g が取れます。ダンボール1箱分さんに教えてもらいました🤚

8月28日◯18勝8敗3008歩+卓球4時間+ストレッチなど10分

《あじちゃんの昔話、夏ー7 蛇も蜂も怖くないぞー》

萩原病院の庭の土を小高く盛った山にもよく遊びに行った。竹の棚に藤が絡みついて 根元は大蛇がトグロを巻いたようで とても不気味で、紫色の花が満開になると 100匹以上もの熊ん蜂が飛び交うんだ。
そのそばの睡蓮が咲いていた池の端っこにはメダカが群れていたり、花菖蒲の間をスイスイ泳いでいたアメンボウ ゲンゴロウ 水すましなどを捕りに行った時のこと、、
一匹の熊ん蜂がブ~ンと飛んできて、空中に静止したままあじちゃんを睨むんだ。
「こんにゃろ、あっちいけ」って右手を振りかざしたら、いきなりジュクッと刺されちゃった💦
「イテッ」、大慌てで ちんちん出してションベン(小便)かけちゃった❗️
ズキーンとすごい痛みがあったけど、そのまま 遊んでいたら治ったんだ。それまでにも家の軒下の黄色い足長蜂に2度刺されてチーンとした痛みがあったけどすぐにションベンかけたら治ったよ。
ションベンにはアンモニアが入っているから何よりもの薬だって母ちゃんが言っていた。蜂に刺されるなんてそんなもの。
蜜蜂なんか、チョイとつまんでポイだよ。
でもね、痩せた黒い土蜂がお尻を振り振り地面をすれすれに飛んでいたけどこいつは怖かったな。
ションベンといえば 便所なんて家と学校と駅にしかなかったからションベンしたかったらどこでもオーケーなんだ。萩原病院に来るおばさん達だって着物をさっと端折って草むらに向かって立ちションするのを見かけたよ。中腰でジャーっとうまいもんだった。ひで男にそのことを話したら、「男じゃなかった? 」と 簡単に済まされちゃった。
ただ ションベンする時には「ミミズに小便をかけるとおちんちんが膨れる」とかあちゃんが言っていたから、それだけは気をつけたんだ。でも飛ばしっこすればおったんは2mは飛ばすからミミズはいたはず。言い伝えに嘘があるのかもと疑ったのは、この頃だった。
そう「スイカと氷の食べ合わせは良くない」というのは「両方食べるとお腹が冷えるから」らしいけど、ひで男が「美味しいものをふたつも食べるなんてそんな贅沢するな」ということだと教えてくれた。あ、しまった。話が脱線だ。

夏の初めには 萩原病院の生垣の上にはトカゲが何匹もひなたぼっこしていた。それにシマヘビもいたので見つけるとすっとんでひで男の隣のおじさんのところに蛇がいるって教えに行ったんだ。そうすると おじさんはすっ飛んできて 蛇の尻尾を捕まえて、生垣からあっという間に引っ張り出し 蛇を空中でくるくる回しながら持って帰っちゃうんだ。
それで大事に飼っているのか 噂のヘビ男なのか気になって一度 そっと覗いてみたら、、これにはビックリ‼️大ビックリ‼️
おじさんが蛇の上あごと下あごを持って上下にギューっと引っ張るんだ。するとすると口が大きく裂けてそれでもまだギューギューと力を入れるから、皮はきれいにスーっと抜けちゃった。そしてそこには白っぽい骨と小さな赤い 内臓が出てきた。き、気持ち悪ぃー。たまげてすっとんで逃げ出しちゃったけど、それってあじちゃんがアカガエルにしたことと一緒だったんだ。
そして後でおじさんの子供 マーちゃんに聞いたら、七輪で焼いて食べちゃったんだって、、
それからは蛇を見つけても教えるのをやめたよ。
でも 蛇だってひどいよ。鎌首もたげたその口にはトカゲの足と尻尾が見えたから 飲み込んだんだ。トカゲは虫を食べるし、そのトカゲを蛇が食べ、その蛇を食べる人間がいる。様々なんだよねー、でも人間は誰にも食べられない。だから「万物の霊長」だって誰かが言っていたな。

そういえば 家の前の壊れたバラック小屋に蛇の抜け殻が落ちていた。喜三郎はそれを拾って がま口の中に入れていて「蛇の抜け殻をがまぐちに入れておくとお金が貯まる」んだって。
蛇は薄いヘビ柄の皮を脱ぎ捨てて少しずつ大きくなるから近くにいるかもしれないのでみんなは戦々恐慌だった。
夏の暑い日に、、
で、出たー、2m を超えるような青大将だ!
その小屋には鶏が卵を産み付けていたし ネズミが巣を作っていたからそれを狙っていたんだ。
その細長いしっぽがゆっくりと隙間から小屋に入ろうとしたのをどこかのお兄ちゃんが尻尾を持って引き出そうとするんだ。
そこで興味津々のあじちゃんは替わってもらって、ギューっと、、
アレー、妙にヒヤッとした冷たいものを触ったようで気持ち悪ぃー
でもそれを我慢してグイグイ引張り出そうとしたけれど、、
ところがどっこい、蛇は鱗を逆らせてその細い体をクニャクニャクニャクニャくねらせて頑張るんだ。だから蛇との綱引きになっちゃった。
蛇はびっしりと鱗が生えていてそれを逆立ててるから引っ張り出すの 到底無理。お兄ちゃんが助けてくれてやっとのことで引き抜けたんだ。
「蛇は神様の使い」って伝えられていたからあじちゃんの家にも入ってきたことがあったけど大事に扱って逃がしたよ。
でもこの時は裏の渡辺さんちの のぶちゃんが 青大将の尻尾を持って 萩原病院の裏庭までズルズル引っ張って行くから、「何か面白いことが起きるかもしれない」と思って みんながぞろぞろ 後についていったんだ。
「ウー、ワン、ワン、、」そこには大きな黒い犬、ベルがいた。そこに蛇を放したから、さあ大変!
蛇は鎌首を 30cmももたげて ベルを威嚇するは、ベルはその周りを飛び回って「ウーウー、ウォンウォン」吠えるは、吠えるは、大騒ぎ。
いたずらっ子たちはそれを見てはやしたてたり、けしかけたり、楽しそうだった。ベルをとても大きくて強そうだったけど 蛇だって 2m もあるから勝つかもしれない。ひょうきんな喜 三郎が「そら、やっちゃえー」。
でも5分も経たないうちに 蛇は 草むらの方に体をクネクネさせながら 悠然と逃げちゃった。べルはハァハァ ハァハァ 息をきらして、それを見送っていた。壮絶な戦いにならなかったのがちょっと残念。それで、、、
ふ~ん、生きものたちは無駄な戦いはしないんだと思ったんだ。
次は怖い怖い マムシの話。