2025年2月21日(土)~24日(月)
3泊4日で香港に行ってきました。
昨年7月にも行ったばかりでしたが、今回は「スターフェリー×ペニンシュラ香港アフタヌーンティー」という目的があっての旅行でした。
その目的については、こちらの記事で。
昨年7月の香港旅行
香港行きを1週間後に控え、
気分を上げてこう
と
2月15日(土)、話題の香港映画を新宿に見に行きました。
トワイライトウォリアーズ決戦!九龍城砦
1980年代後半、めっちゃ香港映画にハマっていました。
渋谷のユーロスペースなどで公開される香港映画(台湾・中国映画も)を観に行ったり、家でレンタルビデオを観たり、広東語を習ったり。
レスリーチャンやジャッキーチュン、レオン・ライなど来日コンサートにも行きました。
1番の推しは張國榮(レスリーチャン)。
香港で彼の映画を観たり、香港コロシアムでのコンサートに行き、レスリーがプロデュースした※カフェにも行きました。
※【為你鍾情】…映画のタイトルが当時の店名。「皇后飯店Queen's Cafe」の支店で、銅鑼灣,匆地臣街( Matheson Street)にあった。
1997年の香港返還を機に、当時の香港映画界は変化を余儀なくされ、残念なことに日本でかつての香港映画の勢いを感じることはなくなりました。
そんな中、この「トワイライトウォリアーズ」は在りし日の香港と、これぞ香港電影!を満喫できる作品

運の良いことに出発数日前に、
香港ウンチクさんのInstagramで、
香港で映画のセットを展示中という情報を頂き、「香港でやりたいこと(その2)」に決定

ベストタイミングで知る事ができて感謝です

2月23日(日)
ホテルで朝食後、
スターフェリーで九龍側へ。
久しぶりに星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)の手形をじっくり見ながらお散歩。
トワイライトウォリアーズのキャストの手形


- ロンギュンフォン(龍捲風)
- 演- ルイス・クー(古天樂)
- 九龍城砦内で理髪店を営む店主。九龍城砦のリーダー。

大ボス(大老闆)
- 演- サモ・ハン・キンポー(洪金寶)
- 油麻地のフルーツマーケットを縄張りとする黒社会のボス。

チャン・ジム(陳占)
- 演‐ アーロン・クオック(郭富城)
- かつて黒社会を牛耳っていた雷震東の右腕。「殺人王」の異名を轟かせていた。黒社会抗争の際に龍捲風に敗れて死亡。
2019年12月に撮った写真と比べるとリニューアルしてるんですね!
こちらは梁朝偉
先生の手形。
そしてレスリーは肖像画になりました。(上は2019年12月撮影)
ファンの方が手向けた花束が
尖東から地下鉄に乗り啓徳へ。

まずは九龍城砦公園へ。
再開発地域で工事中。地下道を通って向かいます。
地下道の壁面は、九龍城砦の歴史の展示になっていました。
九龍城砦のジオラマと、説明をしているボランティアガイドのおぢさん
啓徳駅方面に戻り、駅直結のショッピングモールAIRSIDE1階にある展示コーナーに突入です。
映画を観ていない方でも楽しめる世界観だと思いますが、映画を観てからだとより楽しめる小物たち⬇
会場では音の演出もあって、時々 頭上を飛行機がかすめる轟音が響く。
それとずっと主題歌の
風的形狀( 岑寧兒 Yoyo Sham)が流れている。
この曲って郷愁を誘う。
ラストの4人のシーンが良い
会場にあった、みんな仲良しのこの画も泣ける~


写真はInstagramのリールでも紹介しています。
コロナ禍直前の2019年、香港では民主化運動が盛んでした。
日本のテレビのドキュメントで観たのですが、民主派として議員に立候補しようとしている若者が、
「自分が生まれる前だが、80年代の香港映画を観ると、あの時代を取り戻したい」と語っていました。
そうか、香港に生まれて香港で育っていても、九龍城砦や飛行機が啓徳空港に着陸する光景を実際には知らないのね。
あとこの映画の冒頭で、日本製のカラオケで、香港POPを歌っていますが当時の香港で主流だった、誰もが知ってるJ-POPのカバー曲。
そして、スラム街である九龍城砦の中にも日本語を読める者がいる。
敵にトドメを刺す時の決めゼリフは日本語
時代を象徴してますね。
今では、香港の街(ホテルや食堂 ショップなど)から、すっかり日本語が消えたなぁと実感しています。
夕食は「喜記避風塘炒辣蟹」
そこで見かけた古天樂先生。
今回の香港旅行の第1目的は、スターフェリーの船上でペニンシュラのアフタヌーンティーを楽しむこと。
ホテルも湾仔のスターフェリー乗場近くだったので、何度も利用しました。
しかも!
ちょうどAMEXタッチ決済での乗船キャンペーン中で、6.5HKドルがなんと
1HKドルに
ただし、パネル操作が必要みたいで、タッチの前に係員に「AMEXで」と申し出ないと通常になってしまうようです。

申し出た時と出なかった時の違い。
それにしても 20円ってまさに80年代の運賃です

そんなわけで、大好きなスターフェリーには散々 お世話になりました。
ホテルの部屋からもずっと見てられる。うっとり


帰りのキャセイパシフィック航空の機内でも、気分はすっかり香港映画

私も知ってるジャッキー・チュンとカリーナ・ラウが出ているこの映画にしました。

成田到着 間際のナイスタイミングでエンディングを迎えました。
香港好きな方におすすめ

キャセイパシフィック航空の機内で流れる安全ビデオ。
これでいいのか?疑問も残りますが、エンタメとして楽しめます。