先日から、続いている李寧(li-ning)ネタで
ジャージの着心地は上々で、日々マラソンは続いています。
そして最近、このマーク
を胸に刻みながら、走る自分はいけているのかと
考えながら走っております。
李寧のおっさんのことを考えながら走っております。
考えたら、元体操オリンピック選手が一代で作り上げた
会社。ナイキのパクリからはじまったとはいえ、
今年の時価総額は、なんと世界のスポーツ用品メーカーで
ナイキ(320億ドル)、アディダス(153億ドル)、プーマ(64億ドル)に続いて
第4位と評価されており、時価総額38億ドルだそうだ。
その成長と勢いはものすごいものがある。
パクリの会社で時価総額世界四位までいく、会社が他にあるでしょうか。
そのほかにも買収を繰り返しており、今まで国内市場オンリーでやってきたが、
これからは世界市場への進出も計画しているという。2018年までに世界での
売上を全体の20%までひきあげるとのこと。
中国に住んでいて、これだけたくさんのロゴをみかけると
不思議と最初の印象が強かった、ナイキのパクリという
ものがだんだんと薄れてくる。
慣れってやつですね。先日仕事の関係で、天津大学校内の
地下スーパー購買エリアに行ったら、やっぱ李寧の専門ショップ
が入っていて、その隅々まで行きわたった、販売ネットワークが
強さでもある。
先の北京オリンピックでも、空中を李寧さんが舞うことで
ものすごいインパクトを国内のみならず世界にも与えた。
実は李寧ブランド自身、オリンピックの公式スポンサーでも
ないにもかかわらず、アンケート調査では一番インパクトが
あった広告として言われております。
もちろんあの空中SHOWに支払った、広告費は莫大なもの
らしいですが。。
出発がパクリとはいえ、勝てば官軍というか
ここまでこればすごい。。というもの。
そこに中国のパクリ魂というか、模倣から生まれる
オリジナリティーの本質が見えてくるのではと。。
そんなどうでもいいことを考えながら、はっはっはっと
走り、胸にあのロゴをゆらしながら、しっかり李寧
のおっさんを宣伝しながら、朝の天津の海河のほとりを
はしる、一人の日本人であります。
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