汚染ミルク事件!!日本での報道はおさまりつつ
あり、中国でも、少しずつ落ち着いてきてはいるが
実際には市場では、大きな爪あとを残している。
次から次へと、有名企業からメラミンが検出
されている。
なんといってもショックだったのが、香港のネッスル
から検出されたこと。
スイスが本社の欧米企業からも。
またロッテのコアラのマーチからもマカオ地区の商品
から基準値の25倍のメラミンが検出。
韓国企業からも。
そして丸大食品からもでたとかで。
また中国では大手ピザレストランチェーン
ピザハットのチーズからも多量のメラミンが。。
ちなみうちの翔くん、いまでこそ母乳オンリーですが、
病院ではずっと、ネスレの粉ミルクを飲まされており
退院してからも少しの期間だけ飲んでいました。
今は翔クンが口にするもの、果物と野菜以外は
すべて日本から離乳食やミルクを送ってもらって
おりますが。。
これだけ多くの乳製品企業が汚染されているという
事実をつきつけられれば、誰でも容易に他の種類の
食品企業も危ないと想像できます。
食べてお腹を壊す、多少くさっているくらいなら
いいのですが、メラミンなど工業用品が混入されて
いるのは勘弁してほしい。
以前中国に来たころに購入した中国の危ない食品
という本。
背筋が凍るほど、おそろしさを感じていたが、時間が
たつとそのことも忘れて、普段日常で食べ物を口にする。
最近またこの本が注目されはじめているらしいが、
著者は中国人。今多くの国で翻訳されているらしい。
今もういちどこの本を読み返している。
食の安全って、経済の発展と共に確保されていくのなら
これから中国は安全になっていくのだが、
でもそうでなく、経済の発展とともに、競争が激しくなり
品質より利益、売上に走り、コンプライアンスが崩壊
したり、また政府の規制が裏取引や、隠蔽などで
うやむやになるなら、これからもっともっと厳しく
なっていく。
今回の事件は、中国食品業界にとって大きな
転換期。
まだしばらくは、大きく影響するだろう。中国製食品
=メラミン混入というイメージ。
これを脱するために、社会の隅々までコンプライアンス
や法整備、規制、検査を徹底しなければならない。
有人ロケットを打ち上げている場合ではない。
まだまだハリボテのこの国。おごらずひたすら
発展途上国として、中身を、内容を充実して
いってほしい。
私は今、中国が好きだから中国に住んでいる。
翔くんも中国で生まれたから、ずっとこの国とは
一生付き合っていくはずである。
だから絶望、悲観したってしょうがない。
今回の事件を、きっかけとして
安全な食品が手に入る社会へと
発展していって欲しい。
そういう、期待を十分に込めて。。。
また回りの国々もお見守りいただきたい。
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