医療機関も政府からの補助が少ないため、
利益至上主義に走っている。
中国政府の医療費支出は対GDPで5%程度。
日本は8%、アメリカ15%に比べて見劣る。
私達夫婦も翔世を天津の婦人科病院で産んだ
ときや、検診に通ったときにひしひしとそのことを
感じました。
まず診察を受けるのにも、高級先生、普通先生
などわかれているし、薬も高い。
薬といえば、医療機関にとって手っ取り早く
稼げるもので。日本でもありがちだろう。
中国では医療機関が薬価の15%以上薬剤費に
上乗せすることが認められている。
また、究極の利益至上主義といえば、やはり帝王
切開率の高さだろう。
価格が倍以上ちがうので、好んで帝王切開を
すすめられているきがした。
医療機関の中には、大部屋を減らして個室に改築し
高いベッド代を徴収している。
これは、私個人にとってはいいことで、部屋を確保
しようとしたけど、人気がありすぎて簡単には確保
できなかった。
ある雑誌で恐ろしいデータをみた。
その雑誌は、中国の格差社会をとりあげたもので
沿海部と内陸部を比較した表がずらりと掲載されて
いるのですが、その中で唯一格差の無かった項目が
人口1万人当たりの病院数である。
沿岸部が0.22
内陸部が0.23
である。45000人に一人の割合である。
日本だと数千人に一人くらいの割合だったと思うが。
確かに、aiaiが妊娠した当初、総合病院に行っていたが
朝7時から並んで、パチンコ屋の新装開店なみの人の
多さであった。
やはり人口が半端じゃなく多いと、医療制度もカバー
しきれないのである。
大きな問題である。
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