5月1日~3日は、中国は労働節メーデーであり、
本当なら休みですが、今日は出勤。
配送ルート科とスーパーへの納品を同行する。
さてさて、最初にカルフールの納品であるが、
意外にたくさんの人がいた。天津はそれほど影響も
なく、問題ないのかと思った。
しかしよくよく見ると、駐車場の端に警察が数名いる。
店内の当社の販促員のおばちゃんに、ヒアリングしてみる。
私
『もう、すっかり回復しましたか?お客さん戻ってきた?』
販促員
『一見、お客さんが戻ってきたかのように、多くみえるけど、
実は、お金を持っている人たちの層が、来ていない。
来ているのは、お金を持っていない人たち。よって
売上はまだまだ厳しい』
メーデー前後は、すごく人もにぎわい盛り上がるはずだ。
普段のカルフールから考えればもっとうれるはず。
お金持ち=識者!!政治がらみに敏感な層なのか。
じゃあなぜ、お金を持っていない人たちが多いのか?
聞くところによると、このメーデーでカルフールは大幅な値下げを
やると、全国いっせいに噂がながれたらしい。
その噂が広まり、価格に敏感な層があつまったのだろう。
実際に北京は大幅に値下げをやっているらしい。
中国では一般庶民のことを、老百姓(らおばいしん)
という。別に悪い意味じゃなく、本当に一般庶民という意味である。
今回の騒動、本当に一部の識者層の仕業なのかもしれない。
学生などが、あおっているという噂も聞く。
老百姓たちは、そんな状況を見極めながら、自分の利益のあるほう
にうごく。まあその点は日本人も同じ。
でも、やはりカルフールにとって、影響があることには変わりはない。
あいこくしん、とそのあたりの合理的なところを汲み取って
対処しなければならない。
今回の件、私も含め、多くの企業にとって学ぶところは多かったのでは。
今夜から、あいあいの友達のひとちゃんが天津に
遊びに来ます。私は午後で帰社して、北京空港まで
お出迎え。さあ、酒豪のひとちゃんがきたら久々に
酒がのめるぜ!!
明日とか更新しないかもしれませんが、
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