昨日の妊婦検診で行った『NST(ノンストレステスト)』について、
ちょっと勉強をしてみました。
私の場合は、、、、
ベットに横になり、細いベルトのようなものを、お腹の2箇所につけてもらいます。
そして、手にはボタンを押せるようなものを持ち、胎動を感じると押すように
指示を受けました。約20分間の検査です。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ストレスのない状態、つまり陣痛のない状態で赤ちゃんが
元気がどうかを検査し、お産に耐えられるかどうかを調べる
方法の1つです。
胎児の心拍を調べる検査なので「胎児心拍数モニタリング」と
言われることもあります。
妊娠後期にはほとんどの人が必ず受ける検査であります。
NSTは妊娠経過が順調な場合は妊娠34~37週頃から
行われますが、病院によって多少違うそうです。
妊娠中毒症や糖尿病など母体にトラブルがある場合、
IUGR(子宮内胎児発育遅延:赤ちゃんが小さい)が考えられる
場合などは、もっと早い時期からNSTをします。
妊娠後期にはお腹の中の赤ちゃんは20分おきぐらいに
寝たり起きたりしています。
寝ている時の心音と起きている時の心音を確認し、
より正確にモニターするために検査には最低30~40分ぐらいかかります。
寝ている時間が長い場合はお腹をさすったり、
音で刺激して赤ちゃんを起こします。
検査は仰向けに寝て行う場合が多いですが、
お腹もずいぶん大きくなってきてますから、
苦しいようなら、頭をあげたり、横向きになります。
(グラフの)上の波線、ギザギザが多いほど元気です。
心拍数は120~160回くらいが正常値です。
また赤ちゃんが動いた時に心拍数があがり、
グラフに山ができるのが元気印です。
大人が走ったあと等はドキドキ心拍数が上がるのと赤ちゃんも同じです。
反対に赤ちゃんが元気がなかったり、胎盤の機能が
落ちてきている時は心拍数が下がります。
グラフには谷ができます。
下がり方によっては、再検査、入院、緊急帝王切開などに
なる場合があります。
(グラフの)下の波線はお腹の張りをキャッチすると山ができます。
張りのない場合は一直線ですが、胎動や妊婦さんの体の動きを
キャッチして乱れることはあります。
検査中に1回くらいならお腹が張っても、前駆陣痛と言って陣痛の
準備なので異常なことではありません。
でも張りが頻繁だったり痛みを伴うようであれば、切迫早産と診断され、
薬を内服したり、時には入院になることもあります。
お腹が張ったあとに赤ちゃんの心拍数が下がると、
赤ちゃんがお産に耐えられないかもしれないというサインです。
陣痛はかなり強いお腹の張りです。
弱い張りでも頻繁に心拍数が下がるようなら
緊急帝王切開になる場合もあります。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
これから、毎週の妊婦検診の際に行うそうです。
先生に、朝食を食べたか聞かれ、食べてない場合は食べてからの
検査になります。
赤ちゃんが起きている状態にするためなんだろうなぁ~
日本では、この『NST』の診断結果のグラフは、
カルテに貼っておくものなので、もらえないのが、ほとんどなようですが、、、
中国では普通にもらえちゃいます。
むしろ、個人で保管なんです。
カルテという概念がないので、毎回の妊婦検診の結果、血液検査、
尿検査も結果も全部自分で保管です。(母子手帳も、もちろんありますが。)
これは、妊婦検診に限らず、普通の病気の際も同じで、自分でカルテに使う
小冊子を初診の際に購入するんです。
たぶん1元(約15円)だったような。。。
この点も最初は驚きでしたが、慣れてしまえば、便利な気さえしてしまいます。
私は妊娠中期に病院を変えましたが、データは全部自分で持っているので、
すぐに転院できました。
病院側がちゃんと管理していないとも言えますが、妊婦さんに関しては
自分で検診結果を持ち歩いていれば、急に産気づいたり、何か問題があって、
病院へ運ばれる事になっても、すぐに対応してもらえるような気がして、
日本で最近問題になっているような、病院をたらいまわしになって、、、
みたいな問題はないんじゃないかなぁ~
日本は、寒い日が続いているんですよね~
天津は、日中はよいお天気で比較的暖かい気がします。
毎日ワンクリックで応援をお願いします。
- 周産期救急シミュレーション―こんなときどうしよう?/松原 茂樹
- ¥2,310
- Amazon.co.jp