2024・3・27 雨
13年前は、大久保長安を知っていますかと呼びかけても、誰もと言っていいくらい
知らないと答えました。今年は長安祭に、多くの人たちが浄財を寄せたり
スタンプラリーに参加した人たちに、参加賞の景品を提供してくれています。
13年前に動き出した長安の会に、在籍していた人たちにとっては、夢のような現状
です。
でも、これに甘んじてはいられません。
顕彰碑を建てて、後世までその名が残るようにしなければならないと考えています。
取り敢えず、昨年と今年で、多くの市民に長安が企画した八王子の町のスケールの
大きさを実感していただきたいと思います。
400年以上前に設計された町は、今の50万都市の中心地として機能しているのです
から、すごいことです。
先日、佐渡に行ってきましたが、長安の手掛けた鉱山都市の相川の町も、つくりが
八王子とほとんど同じでした。
働く人の町は、人を安心して楽しんで暮らせる街並みでもありました。
能舞台が今もたくさん残っていて、6月には町のお祭りが、いたるところで行われ、
夕暮れになると、薪能が演舞されるのだそうです。
ぜひ6月にもう一度来てくださいと言われました。
長安祭を成功させたいと、少ないスタッフで、毎日動いています。
昨年の参加者は、300人近くでしたが、今年は何人が参加してくださるのでしょう。
28日、産千代稲荷神社で、多くの人たちと交流できるのを楽しみにしています。
午前中の、帰幽祭も厳粛なのりとで、長安公の魂を八王子にお迎えいたします。
帰幽際にも、足を運んでください。