2024・2・20   気温20度

狂ったような温かさ・・どうしたことか

7時45分、N小学校の朝語りに出かけました。

坂道を登校する子供たちと一緒に、下ります。

「おはよー」

「おはようございます」元気に挨拶が帰ってきました。

1年生です・・・黄色のランドセルのカバーが少し汚れてきました。

 

4人の子供たちが急にダッシュで駆け始めました。

なにごとか・・・

曲がり角で姿が消えました。

追いつくと、丁度交差点は赤信号に代わっています。

4人は並んで待っていましたが、今にも飛び出しそうです。

「飛び出さないよ。ここは曲がってくる車があるから・・・」

青信号で車道を渡りきると、小学校の正門です。

一緒に歩きながら、

「お婆さんが若い頃は、小学校に入る時、門のところで一礼して入ったのよ」

「へえ・・?」

「やってみる?」

「うん・・」

四人は並んで、門の前に立つと

「おはようございます」

と言いながら、ぴょこんとお辞儀をして校庭に入りました。

「どお?いつもとちがうでしょ」

「うん!」

と言いながら、またダッシュして、校舎の方に走り去りました。

 

なんで子供は、急に駆けだすのかな・・・。

 

今日の朝語りは、2年生に、「雪女」をとどけました。

聞いた後の感想は、先生が感想はありますかと訊ねると

10人ほどの手がサーと上がりました。みんなよく聞いていたようです。

1・八王子の雪女はやさしいですね。

2・妖怪ではないのに驚いいた。

3・女の子がいなくなったのは、囲炉裏が暖かだったので、溶けたのだと思いました。

4・あってみたいと思った。

5・私が知ってる雪女は、恨んで人を殺してしまうお話でしたとストーリーを

  詳細に教えてくれました。

先日、雪が降りましたが、雪女に出会えそうでしたかとたずねると

みな「うううん」と、首を横に振っていました。

前が見えなくなるほど雪が降らないと、会えないのかもしれないですね。

また3年生になったら会いましょうと言って、終えました。

 

今度来るのは5月頃でしょうか。暖かくなっていることでしょう。