2月10日
仕事のシフト変更で急遽平日休みになったので
以前から観たいと思っていたドライブマイカーを一人で観に行った。
妻を突然亡くした中年の主人公と母を災害で亡くした若い女性ドライバーがお互いに孤独を抱えながらも生きていくといったストーリーだった。
ストーリーよりも愛車の古いサーブが情景にマッチして良い媒介になっていた。
個人的に村上春樹の作品は当たり外れが大きく、物凄く面白いか全然つまらなくて途中で読むのを辞めてしまうかどちらかだ。
ノルウェイの森なんかは自分の今までに読んだ小説のトップ3に入る。
只、独特の文章表現や現実離れしたファンタジックなストーリーは好き嫌い分かれるところだと思う。
3時間もある長い映画で、派手なアクションやストーリー展開も無いのに間延びすることなく
最後まで飽きることなく観ることが出来た。