告知された翌日。

 

昨夜は、両親への伝え方をずっと考えていた。

 

どんな伝え方してもショック受けるだろうと思った。

 

 

LINE

 

 

「ガーン 癌だった」

 

 

と書いてしまおうかとも思った。

でも、それはやめておいた。

 

どう伝えたか、あまり思い出せないけど、たぶん病室に来てくれた時に対面で話したと思う。

 

ふたりとも、顔が赤くなった気がする。

 

母に聞いたらやはりよく覚えていないけれど、

 

「頭真っ白になって何も考えられなかった。」と言っていた。

 
 

父は2~3年前に大腸のS字結腸がんで手術していたので、同じような病気になってと思ったかな。

「あーあーかわいそう。」

って言っていたような気がする。

 

この日は、ふたりに話す前に

 

造影剤入れたCT検査

 

この注射が痛い。

 

本当に痛かった。

 

いつものことだけど、注射の針が入りにくくて、失敗や痛い思いをすることが多い。

 

そして造影剤の注射は点滴の針と比べると太い。痛い。

 

CT検査の後

 

手術に耐えられる体の状態かを調べるため、

 

肺活量

心電図

3分間の踏み台昇降

その後もう一度心電図

 

などの検査が続いた。

 

 

病室に帰れたのは、午後だった。

 

タイミングよく

 

いとこの子どものこども(小学校低学年生)から電話があった。

 

私の状況は知らないので、

学校のことや、友だちとの遊びのこと、兄弟のことを一生懸命に話してくれて、

「どうしたらいい?」と相談もしてくれた。

 

とても気晴らしになって、うれしかった。

 

今日のミッションは両親に話すことだった。

 

伝え終わったことでひとつハードル超えた気がした。

 

 

次は、手術までのカウントダウンされていく数日のことを書こうと思う。

再入院して絶食の5日目、腸の内視鏡検査をした。

麻酔で眠っている間に終わった。

気持ちとしては検査中の画像をみていたかったけど…

色々はじめての体験が多くて辛かったから眠っていてよかったかも

 

その翌日の昼間に、消化器内科の医師が部屋にきてくれて

検査結果の説明をしてくれた。

 

大腸に癌がみつかったと。

 

詳しいことはこの後に外科の医師の説明を聞いてください。

って言われたと思う。

 

もともとの診断では、回盲部に炎症があるのではないかと言われていて、

アジアに旅行していないか?した際に海鮮を食べていないか?と聞かれ

たがどちらもなかった。

 

だから注射や薬で様子をみながらの対応で済むのかなと思っていた。

 

ところが、大腸に腫瘍があった。

 

大腸の上行結腸がんだった。

 

夜7時ころに執刀医である外科医師が病室に来た。

私は感染症の疑いもあったので個室に入っており、部屋にひとりで話しを聞いた。

 

先生は淡々とでも私の様子も伺うそぶりも見せながら

落ち着いた話し方で、来週、6日後には手術しましょう。

術式は腹腔鏡です。もう手術の予定もスケジュールしました。

 

と言い

 

手術の前にはできるだけたくさん歩いてください。

3キロも4キロも歩いている人もいます。

歩くことで体力を温存し、それもまた手術中やその後の回復に違いがでるので

更に症状と手術の説明をするので家族を呼ぶようにと次々に話しが進められた。

 

昼までの自分の楽観的な想像とは、ずいぶん違う展開になっていた。

 

思ったより冷静に受け止めていた自分がいてそれは意外な感じだった。

たぶん、数年前に父が同じような手術をしていたこと。母も20年前に手術していたこと。

があったからかも。

または理解が追い付いていなかったのかもしれない。

 

しかし、どうしようと

 

まず頭に浮かんだのは、両親にこのことを何て伝えるかだった。

 

この夜はそのことで頭がいっぱいになり一晩中目が冴えていた。

 

病室の天井とWi-Fiの青く点滅する光を目の端で見ながら、ほとんど眠れなかった。

 

 

次は、手術を告げられてからの6日間のことを書こうと思う。

記事アップは数日後を予定。

 

朝方の月を見られた

 

支度が色々あるけど空いてる時間にストレッチしたり、外の作業を眺めたり景色みたりして午後の手術に向かう

 

家族の待機は必要で、見送られながら看護師さんと歩いて手術室へ

 

入ると電気が眩しい空間

 

さらに手術台はもっと眩しい

 

あらかじめ指導されていた通り背中に麻酔を入れるので

手術台の上で背中を丸めて横たわる

 

そうそう上手ですと言われながら、

ここまではなんだかへっちゃらな心持ちでいた

 

カウントを聞きながらもすぐに瞼が重くなり眠ってしまう

 

目が覚めたのは手術が終わり部屋から出る直前だったと思う

 

ものすごい嫌な気分で不快で悲しいような不安でどうしようもないようなものが襲ってきていたところに

母の声が聞こえて、なんだか安心したのを思い出す

 

短くない時間、待機している家族もさぞ疲れたろうと思う

 

そのままHCUへ入る

 

ひと晩ここで看護師さんの近くで過ごして朝10時に部屋に帰る予定