ジョン・ウー版三国志~RED CLIFF | Chelsea×Roma

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朝一で観に行きました!(笑)


観客多かったです。

客層は、女子高生からお爺ちゃんお婆ちゃんまで幅広かったです。

それだけ有名なお話ということでしょうか!?


ということで、以下ネタバレ有の感想を・・・。


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2部作である『RED CLIFF』。

Part1のストーリーは、長坂の戦い~赤壁での両軍対峙まで。


『三国志』には「正史」と「演義」がありますが、上手い事バランスとってますね。

合戦において劉備主従は「演義」通りの活躍をします。

軍と軍の戦いのはずですが、劉備配下の武将のやたら強いこと。


「真・三○無双」の世界!(笑)


関羽と趙雲は、正に一騎当千の活躍でホント格好良い・・・両将に対するジョン・ウー監督の愛を感じました。

張飛はちょっと残念な事に・・・見たら分かると思いますが。(^_^;)


しかしながら物語の主役は周瑜でしたね。

主君の悩みを解き放ち、良き夫であると同時に文武に秀でた極めて優れた司令官の姿がありました。

「演義」で見せた孔明に翻弄される姿はありません。


また曹操は大物感たっぷりのヒール役。

80万の兵を率いる姿は圧巻です。

少し色ボケしてるところは人間味あって丁度良いかも?

ただ、側近が寂しいですね。


キャスティングについてですが・・・。

トニー・レオンの周瑜と金城武の孔明に若干違和感がありましたが、見慣れると気になりませんでした。

それぞれの君主は適役かと。


それからバーサンジャブが関羽だったとは知りませんでした。

バーサンジャブと言えば、チンギス・ハーンの末裔の人。

日本でも大河ドラマ『北条時宗』でクビライを演じてましたね。


あと、中村獅童の甘興ですが・・・しっかり活躍する場が与えられてます。

画面に結構映ってましたし、ワイヤーアクションもスムーズ。

良い役もらいましたね。


合戦シーンは迫力ありました。

やはりこの映画のセールスポイントでしょうし、かなり派手にやってくれてます。

生き物のように動く孔明の九官八卦の陣(八陣図)も面白い。


時間は160分と少々長めですが、全体的に展開が速いです。

但し、スローモーション映像や平和の主張、白鳩飛ばしなどジョン・ウー監督らしい独特の手法がこの作品でも見られます。


う~ん、色々書きたい事あるけど・・・今回はこのぐらいで。(^_^;)