イングランド・プレミアリーグ 第22節
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会場:スタンフォードブリッジ(ロンドン/イギリス)
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チェルシー
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2
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-
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0
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トッテナム
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ベレッチ 19分
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ライト-フィリップス 80分
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■ チェルシー(4-3-3)
ピサロ
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マルダ
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J・コール
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バラック■
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マケレレ■ |
ライト-フィリップス
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A・コール
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カルバーリョ
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アレックス
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ベレッチ
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ツェフ
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交代:
58分 ピサロ→アネルカ
84分 マルダ→ブリッジ
94分 ライト-フィリップス→シドウェル
■ マケレレ復帰
アフリカ勢(ドログバ、エッシェン、カルー、ミケル)が抜け、テリー、ランパード、シェフチェンコも負傷欠場で人員不足気味のチェルシー。
前日に獲得を決めたアネルカが、いきなりベンチ入りしてました・・・本当にこの試合に間に合わせようとしてたのですね!?
そんな中、マケレレの復帰は大きかったと思います。シドウェルにアンカーを任せるのは不安ですし。
■ ベレッチのミドルシュート!
今シーズン開幕前、D・アウベスの獲得を目指したチェルシーでしたが叶わず、代わりにベレッチを獲得。
ベレッチの獲得は大きかったと思います。順応性も高く、チームにスムーズにフィットしました。タイミングの良い攻撃参加。ドリブルもクロスもシュートも魅力的です。
そのベレッチが、19分に豪快なミドルシュートを決めてチェルシーが先制しました。
■ 悩めるストライカー?
今シーズン、移籍してきたピサロは、シェフチェンコ同様悩めるストライカーになっています。
シーズン当初4-4-2システムの中で良いリズムを作ってましたが、4-3-3のセンターFWを務めるのは難しい様です。
■ アネルカ登場。そして・・・
そんなピサロと交代で58分にアネルカが登場。そしてすぐに見せ場を作ります。
バイタルエリアにいたライト-フィリップスからのヒールパスを胸トラップし、そのまま反転してシュート・・・これは相手GKチェルニーがファインセーブ。
30分強のプレー。しかもまだフィットしていませんが、それでも得点の匂いをさせるあたり能力の高さがうかがえます。流浪のストライカーらしく(?)、変に気負ったところも見られませんので、今後の活躍が楽しみになってきました。
■ 主役は、ライト-フィリップス
この試合の主役はアネルカではなく、ライト-フィリップスでした。
労力を惜しまぬ幅広い動きとスピードを活かした攻撃。そして気の利いたパス。
やはりこの選手はウイングよりセンターMFでプレーした方が自由度があって良いなと思いました。
この試合、勢い余ってスタンドに飛び込んだりもしましたが、観客にキャッチされ、頭をなでられていました。
80分にグランダーのシュートが決まり、チェルシーの勝利を確かなものにした後、後半ロスタイムに交代。
その時、観客席からスタンディングオーベーションによって労われていました。
■ あとは・・・
トッテナムに2-0の勝利。これでトップのマンチェスターUと勝ち点差4となりました。
アフリカ勢不在の中、新しいセンターFWの獲得で攻撃の柱が出来た事は心強いです。
あとは、アンカーがマケレレ一人である事が不安材料か?
誰かいませんかねぇ~?