監督交代劇は規定路線? | Chelsea×Roma

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チェルシーのスポーツディレクター、アブラハム・グラント氏が同チームの後任監督として発表されました。


同氏は、2006年W杯予選でイスラエル代表監督を務めた後、昨シーズン、ポーツマスのテクニカルディレクターに就任したもののレドナップ監督と仲違いし、退団。

そして懇意にしていたアブラモビッチ氏の招聘により今夏チェルシーのスポーツディレクター(SD)に就任しました。

モウリーニョ監督はグラント氏のSD就任に否定的だったもののオーナーの権限で就任した模様。


グラント氏は、イスラエル監督として臨んだW杯予選でフランス代表と対戦し、0-0のドロー。

試合後、「ジダン無きフランスなど恐るるに足らず。内容的にはこちらが上だった」と豪語したというエピソードがあります。

皮肉屋で自信家とのこと。


アブラモビッチオーナーの意を含んだ人物が夏に加わったことで今シーズン、モウリーニョ監督の権限が限定されていたのかもしれませんね。

最後はモウリーニョ監督も嫌気がさしてあっさり退団を受け入れたのかもしれません・・・もっとも解任ならば何も言えないのでしょうが。


アブラモビッチオーナーは、ローゼンボリBK戦に恋人と試合観戦。

そして先制されて負けていても隣の恋人と談笑してあまり気にしてない様子でした。

ドローで試合が終わろうとした頃も冷ややかに眺めている光景が印象に残りました。

同オーナーにとって、今回の監督交代劇は規定路線だったのかもしれません。