8日、民主党小沢代表は、アメリカ・シーファー駐日大使と初めて会談しました。
大使は、インド洋上での海上自衛隊が行っている米英艦船への給油活動について、日本の役割は重要だとした上で、11月1日に期限が切れるテロ対策特別措置法の延長を認めるよう要請しました。
これに対し小沢代表は、日本国憲法第9条とブッシュ大統領の発言(「アフガニスタンでの戦争は米国の(自衛)戦争」)を盾に延長拒否の姿勢を示しました。
毅然とした態度で筋を通して主張されたのではないでしょうか?
今までアメリカは自民党だけに対して物申してきました。
自民党と意見を異にし、しかも政権をとる可能性があるもう一つの政党の存在は、良くも悪くもアメリカの対日政策に若干の変化をもたらす可能性があります。
自分の国が一番と思っているアメリカですから、最終的には力技を用いるかもしれませんが、今後の展開には要注目です。
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