おはようございあます。
しまった。
おはようございます、が勢いあまっておはようございあます、と書いてしまった。
どっから来たのだ、この「あ」は。
まあ、いい。
そんなことはどうでもいい。
今朝、起きた瞬間、ヘレン・ケラー(奇跡の人)が水という単語を思い出したか、という勢いであることに気付いてしまった。
キタ――(゚∀゚)――!!!!!
今まで使用したこともなかった2ch用語を思わず使ってしまう程の高揚感。
この人は織田裕二?それともものまねの人?
来た、待ちに待っていたアイツがやっとやって来た!!
もちろんアイツとは恐怖新聞でも、ましてや更年期でもない。
恐怖新聞キターーーッ!!コワ―ーーーッ!!!!
ダーウィンのドライシーズン(乾季)である。
ダーウィンの気候に馴染みのない人に説明すると、ダーウィンには雨季と乾季とその間しか季節がない。
(ただしアボリジニの人たちの見解ではダーウィンの季節は6つに分かれている。)
ドライシーズンは大体4月半ばから9月まで。
年中暑いダーウィンであるが、この時期は比較的涼しくて乾燥しており、特に夜間や朝方はぐっと涼しくなる。
ウェットシーズンは雨が降り出す時期から(最近ではクリスマスシーズン辺りか)大体3月頃まで。
暑いことには変わりないが、一旦まとまった雨が降ると気温が急激に下がる。
最後の一つはその間、ビルドアップと呼ばれ、暑くて湿気が高く、ただ座っているだけでも玉の汗をかく、まことに不快な季節だ。
私などはドライシーズンが終わった瞬間に「ドライシーズンを惜しむ季節」に突入し、ドライが近付くにつれ「ドライを待つ季節」に突入するのでその意味でダーウィンの季節は3つに区分している。
今の時期、ダーウィンの人たちは「いつドライシーズンが来るのか」という話題を挨拶がわりに使い出す。
「おはよう。今日も暑いね、ドライはまだか」
「ありがとう。ドライが来週来るみたいよ」
「今週末出かけるんだよ。ドライが来るといいんだけど」
クリスマスやら正月と違って、カレンダー通りに来る訳ではないので、人により「シャワーの水(水道水)が冷たいと感じたらドライシーズン」「赤トンボを見たらドライシーズン」など様々なドライシーズンの目安がある。
まあ、俺がドライと思えれば、それがドライなのだ。
(←嘘。湿度60%以下とかそんな感じだったと思う)
ドライシーズンは過ごしやすいだけではなく、イベントが目白押しな季節でもある。
ダーウィンの人たちは全員キリギリスと化し、冬(ビルドアップ)なんて来ないかのように、毎日バイオリンを弾いて歌って※短い時期を過ごすのである。
※あくまで比喩だ。
なにせ他の時期には暑すぎて外に出られなかったり、雨で外に出られなかったり、道路が水没したりして外に出られなかったりするのだから当然である。
乾季の風物詩として、大きいマーケットが美しいサンセットで知られるミンディル・ビーチで毎週開催されるようになり、ダーウィン・フェスティバルを始め、ナイトクリフでsea breezeフェス等、様々なフェスが催される。
冠水した道路も乾き、水量も低くなるため、リッチフィールドやBerry Springsなどの水場も遊泳可能になる。
Berry Springs。ダーウィンから車で約1時間。5月から遊泳可能になる。ワニがたまに出る。
キャンプ旅行とフェスが重なってしまってどちらかを諦めなければならないなどという状況にも陥る。
ちなみに雨季やビルドアップでの休日の過ごし方で、私にとって一番人気は「エアコンの効いた部屋で昼寝(パンツなしで)」なので、何も諦めなくて済む。
待てよ、諦めているのは有意義な休日と人間としての尊厳かもしれない。
さて、ここでも散々宣伝しているが、我らがAJANTも5月に大きなイベントをやる。
5月と言えば端午の節句、端午の意味が分からなくても(少なくとも俺は知らない)、端午の節句と聞くと「子供の日のことだろ」と分かる人は多いだろう。
5月と聞いて「メーデー!メーデー!」と咄嗟に思う人は働き過ぎだ。
お休みを取ってダーウィンに来ることをお勧めしたい。
そんな5月にふさわしいイベント、「子供の日」である。
子供がいず、また、子供がぶっちゃけ苦手な私だが(※逆。子供がぶっちゃけ私を嫌うのだ。ご機嫌だった赤子が私に抱っこされた瞬間に火が付いたようにギャン泣きするのである)、このイベントの充実ぶりに「おめえの喜ぶ顔が目に浮かぶぜ(ニヤリ)」と言ってしまいたくなる程なのだ。
子供に嫌われる自分でも、この爽やかなドライシーズンの空の元、元気に走り回る子供たちを見るのは単純に嬉しい。
(子供の日イベントについてのブログはコチラ)
もりもりですよ!
イベントまであと10日ほど。
メンバーたちは毎日、急ピッチで事を進めている。
頑張れ、俺たち!
休日はパンツも履かないズボラな私だが、この日はがっちりパンツを履いて子供たちのお相手を務めたいと思う。
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※このブログはAJANTの一会員が個人的な意見を書いているのものであり、必ずしもAJANTの団体としての意見を反映するものではありません。
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