おはようございます。

 

さて、先日「暑くて、暑くて・・・・」とダラダラと文句を、ダーウィンの状況を説明したブログをアップしたのですが(コチラから)、その後すぐにモンスーンに突入し、低気圧がダーウィンの辺りにすっかり腰を据え、暴風雨をここ1週間ほどブイブイ吹かせております。

 

ちなみに1月28日の天気図はこんな感じ。

 

画像はWeather Zone より

 

Lってのは「Loser」(負け犬)でも「Learner」(初心者)でもなく、Low Presssure、低気圧のことです。

 

ダーウィンは北の二つの出っ張りの左側に位置しているんですが、どっちを向いてもLマーク、低気圧に囲まれて、タコ殴りになっている様が分かると思います。

 

そういえば、ダーウィンは日本のように情緒ある「しとしと」雨があまり降りません。

 

降らない時は徹底して降らないけど、降る時は半端なく降るのです。

 

なんなら、その昔に流行ったトレンディドラマで、「くっつきそうでくっつかない、視聴者をやきもきさせてる登場人物の男の方が、走ってどっかに行ってしまった女を追いかけて、挙句の果てに衝撃な告白をカマされる時に降ってる雨」程の、あり得ない土砂降りを想像してください。

 

 

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そのお陰でぐっと涼しくなり、今や家の中で長袖を着てまして、まあ、良かったっちゃ良かったのですが、洗濯物は乾かないし、基本的にどこにも行けません。

 

いや、こんな中で運転とかしたくないっす。

 

 

この激しい暴風雨のためダーウィンの中心部では木がなぎ倒され、まるで台風一過のようです。

 

(恐ろしいことに、まだこの暴風雨は終わってません)

 

衝撃の映像はコチラから。

 

ちなみにコチラは暴風雨の最中の映像です。

(「NT News」FBのページより)

 

「え?町の中心部がこんなに寂れてるのポーン?」

とか

「なんで倒れた木を処理してる人が上半身裸で裸足なの?危なくないポーン?」

「なんで、暴風雨の最中に大笑いしてるの?狂った?

 

という突っ込みは置いといて、とにかく凄まじいです。

 

道路も何か所かは冠水や倒木で封鎖され、ダーウィンから220km ほど離れたDaly River 付近の住民は洪水警報が出され、これ以上浸水が進んだら、ダーウィンへ避難しなければならないという事態ですが、それでもまだサイクロンとは呼べず、実際のサイクロンの恐ろしさをこの暴風雨の中、考えさせられてしまいます。

 

ちなみにダーウィンに10年いますが、サイクロンを体験したのは1回だけ(サイクロンに関するブログはコチラから)、しかも一番小さいとされるカテゴリー1でした。

そんなでもすごかったので、大きめのやつが来たらどうしようと、万が一に備えて懐中電灯の電池を交換しようと心に決めました。

 

怖いですね、天災。

 

さて、今日からダーウィンでは学校が始まります。

 

ダーウィン在住のみなさんは、くれぐれも安全運転を心がけて、このワイルドな天気を乗り切ってください。

 

T

 

※このブログはAJANTの一会員が個人的な意見を書いているのものであり、必ずしもAJANTの団体としての意見を反映するものではありません。

 

 

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