ダーウィンは雨が降ったりやんだり、雷が鳴ったりやんだり、大変忙しい天気が続いてます。
Australian Government Bureau of Meteorology (BOM)でもサイクロンの可能性について頻繁にアップデートされてますね。
今回はサイクロンについて、私の知ってる限りの情報と経験を書こうと思います。
長くダーウィンに住んでいる人たちにとっては、あるいはよく政府の広報を見ている人にはひとっつも新しい情報ではありませんが、新しくダーウィンに来た人や、あまり政府の広報に馴染みのない人に少しでもお役に立てれば幸いです。
さて、サイクロンです。
私はここ10年程ダーウィンに住んでますが、たった1度だけ、しかも比較的小さなサイクロン(カテゴリー1)しか経験してません。
カルロス、という、何なら情熱的なキッスでもしそうな名前のサイクロンでした。日本式のXX号という名とはエライ違いですね。
まず最初に、サイクロン初体験の方、ここは重要ですが、ラジオ&TVニュースをよく聞いてください。
サイクロンが来そう、となるとCyclone Watchなどという警告が出されます。
地元の人たちは「まだウォッチだろ、平気」などと狼少年を扱うようなクールな感じなのですが、それがCyclone Warningという警報に変わると俄かに活気付きだします。
そうなってくると、結構な数の地元の人にとってサイクロンBBQとかサイクロンドリンクなどというワクワクイベントに変わってくる(ように見えるので)要注意です。BBQ用の肉とビールを箱買いする地元の人に混ざって、食料を買っておいてください。
できればその前に買っておくといいです。
学校、仕事は休みに、スーパー、ショップは全て閉まります。
暴風雨の中、うっかり学校へお子さんを連れて行って、誰もいなかったなどということに注意してください(当然お知らせが行くはずですが)。
ガソリンスタンドも閉まります。
私はWarningが出たすぐ後、仕事帰りにガソリンを入れに行ったのですが、すごい行列で待った上、横殴りの雨風に飛ばされそうになりながら、びしょ濡れになってガソリンを入れました。その前にガソリンを満タンすることをおすすめします。
停電もありです。
カルロスの時は(覚えている限り)奇跡的に停電はなかったのですが、こちらのPower & Water という会社はガラス細工のように脆い時があるので用心が必要です。
私が越して来た当時は雨の日も風の日も、例え晴れの日も電気が頻繁にストップしたものです。電気代を停滞して電気を止められた時以外、日本で停電を経験したことのない私には本当に驚きでした。
そういえば、2、3年前もダーウィンで1日中電気がストップした時がありましたっけ。
なので、懐中電灯を暗闇でもすぐ分かる場所に、キャンドルなども常備しておくのもいいかもしれません。電池で動くラジオがあるとさらにいいですね。
サイクロンの場合、お友達、会社の人たちと連絡を取り合って安否を確認してください。
もし、一人旅行、あるいはバックパッカーなどでたまたまダーウィンに在住という方で心細いという人はAJANTまでご連絡ください。近所に住む日本の方も紹介できるかもしれませんし、何かあった場合に安否を確認し合うことができますしね。
では、みなさん。安全にお過ごしください。
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※このブログはAJANTの会員である私の個人的な見解で書かれてます。AJANTを代表するものでも、AJANTの意見を反映するものでもないことをご了承ください。
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