おはようございます。

 

ダーウィンの良い所を散々アピールしまくっているこのブログですが、もうネタ切れかと思いきや。

 

 

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ダーウィン観光協会から、謝礼やら何やら出ないものだろうか。

 

はい、無駄に気合いを入れてみましたっ!

 

さて、オーストラリアはユニークな動植物を保持し、特に鳥類の宝庫として知られておりますが、中でもダーウィンはノーザンテリトリーの首都で(一応)都市にも関わらず、様々な鳥が生息しています。

 

今回は私の大好きなダーウィンの鳥たち・・・それもブッシュなどに行かずとも、その辺で気軽に観察できちゃう鳥たちについて紹介したいと思います。

 

第1弾は「地面に巣を構える鳥」です。

(2弾目もあるのポーン?)

 

セキセイインコ青 セキセイインコ黄 オカメインコ セキセイインコ青 セキセイインコ黄 オカメインコ

 

突然ですが。

 

皆さんは鳥に襲われたことがありますか?

 

私はあります。

 

ここダーウィンで。

それも頻繁に。

 

ダーウィンで一番凶暴な鳥といえば

Masked Lapwing、通称:プラバ(plover)、日本名:ズグロトサカゲリでございます。

 

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日本名・・・ズグロトサカケリ・・・図黒トサカ蹴り・・性悪そうな名前

 

襲われた人は数知れず。

耳障りなケッケッケッ!という威嚇音を聞くだけで身震いする人も多いはず(聞いたことない人はコチラへ)。

写真を見ても一目瞭然ですが、目に狂気が垣間見えます

 

むやみに人を襲うのではなく、巣やヒナを守る防衛本能なのですが、人通りが多い歩道のすぐ横に理由もなく巣を構えたりするので、普通に散歩をしているだけの人が襲われたりします。

 

あとは小学校の校庭など、「よりによって・・・笑い泣き」という場所に巣を構えるのが好き。

 

こちらの公園は(日本もそうかもしれませんが)公園管理をする市の職員が2週間に一度ほど芝生を刈りに来るのですが、公園の真ん中にMasked Lapwingが巣作りを始めてしまって、

 

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巣の周りだけ見事に草ぼうぼうで「あー、諦めたんだなーえーん」って一発で分かります(それで文句を言う人は誰もいません)。

 

通常は「ケッケッケッケッ」(警告音)が聞こえた瞬間にその場を避けるようにしていますが、例えば仕事などで、どうしてもその場所から離れられない時もあります。

 

仕事の一環で蚊を駆除するために薬を撒いたりすることもあるのですが、そこにボーフラがいる限り、例え「ケッケッケッケッ」が聞こえても、作業が終わるまで現場を離れるわけにはいかないのです。

 

あれは雨季の真っ只中、私と同僚が薬を撒いていると、Masked Lapwingのカップルが飛んできて威嚇し始め、しかも執拗に私の右側をビュンビュン飛んで、私がそっちに行かないように仕向けているようでした。

 

 

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ああ、こりゃ右側のどこかに巣があるんだなって、思いまして。
 
「そっちには行かないよ、とっとと終わらせるから勘弁してくれ」って、倍速の速さで仕事を終わらせたところ、退散する前に、同僚が私たちのいた場所の左側に卵を発見しました
 
これは、私たちが巣を攻撃することを想定して、親鳥がわざと巣が右側にあると思わせようとしたらしいんですね。
 
なんて賢い親御さん!!
 
それだけ賢かったら、私たちが卵にちっとも興味がないことが分かって欲しいところだけれども。
 
 
親になると黄色い恐ろしいトサカが生えてくるMasked Lapwingですが、実はヒナ鳥は滅茶苦茶可愛いドキドキ
 

 

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木の上に巣があればヒナたちは巣の中でじっと親鳥たちを待ってますよね。
でもMasked Lapwingは地面に巣を作るので、生まれて間もないヒナがすぐにヨチヨチどっかに歩いて行ってしまいます。
 
世界は危険で満ちているというのに!!
 
この辺は2歳児を追っかける人間パパママと何ら変わりありません。
 
ヒナが気ままに歩くと親たちが「ケッケッケッ」言いながら追いかけます。
 
そして、子供たちの周りにあるもの全てを警戒し、むやみやたらと威嚇するのです。
 
 
むしろ、どこにも行かないように、子供をしつけたらどうだろうか?
 
 
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威嚇中。甘やかしてばっかりのダメな親たちです。
 
ヒナは夜でも活発に動くので、夜中に親が「ケッケッケッ」威嚇して、うるせーったらない
 
鳥って夜盲症じゃねえの??
※夜行性の鳥もいます。
 
「あー、昼寝させるんじゃなかったむかっ
寝かしつけ、失敗したわ~、今日も寝られへんビックリマーク
 
という親鳥の叫びを聞いているようです。
 
このように大変な子育てなので、カップルは協力して一緒に巣を作り、交代で卵を温め、子供の世話をします。
 
カップルの絆は強いのです
 
それゆえ、片割れを亡くした時は辛い。
 
私は幸い見てないのですが、私の友人が、車に轢かれて死んでしまった鳥の傍らを混乱したようにウロウロするもう一匹の鳥を見たらしい。
 
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ハイウエイならともかく、そこは病院の敷地内。
すごくゆっくり走る所なので、絶対止まれたはず。わざとやったとしか思えない!
 

可哀想すぎる・・・。

そんな状況を想像するだけで、またもや野々村議員泣きですよえーん

 

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未だに野々村議員が旬なのは自分だけ?

ウラシマ太郎状態っていうの?ただ遅れているだけなの?

 

確かにMasked Lapwingにはあんな目にもこんな目にも遭っている。

憎いと思う人の気持ちも分かる。

でもあんまりじゃないの。

 

それは置いておいて。

 

以前ワラビーの話でも書きましたが、ダーウィンではワラビーだけではなく色々な動物、特に鳥が迂闊にも車の前へ飛び出して来ます。

 

特に地面に巣を作る鳥には注意です。

 

Bush Stone-curlew(日本名:オーストラリアイシチドリ)も迂闊な鳥の一つ。

 

次回はこの奇妙な鳥、Bush stone-curlew について書こうと思います。

 
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次回はオイラの出番だぜ!!
 
T
 

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