おはようございます。
オーストラリアではたびたびこのような不思議なことが起こります。
心の中の葛藤。
・・・・。
びっみょーな笑顔!
アジア人だからか、アジア人ゆえの身長の低さのせいか、あるいは、いつまでたってもたどたどしい英語のせいなのか、いやいや、または、オーストラリア流の作法なのか、中年の私が、「ヤング・レイディ」などと呼ばれて、微妙な雰囲気になることがあります。
いやいや、ヤングでもレイディでもないし、ひとっつも合ってないやん。
多分、言ってくれた方は「80歳より若い、男よりは女に近い」ぐらいの適当な認識でヤングレイディって使っていると思うんですけど、こっちとしては、「ここで返事をして、”お前のことじゃねーよ”って言われたらどうしよう」とかいらんことを考えて、その度にちょっと間の悪い感じの薄ら笑いというか、微妙な顔をしてしまうのです。
ヤングレイディに乗っかって、「そうよ、私は世間知らずの小娘よ」っていうふりをする程、図太くもなければ、「たわけたことを言うな!わしは立派な中年だし、そもそも女とか男とか買い物に関係ないやろ!」とそんな反発をする程、フェミニストでもないのです。
また、これもオーストラリアやアメリカでよくあることなのですが、こちらの女性は縦横ともに大きい人が多いので、アジア女性であるだけで、小さい、細いという範疇に、間違って入ってしまうことがあります。
洋服も大きいサイズが多いので、売り場では小さいサイズを探すくせがついたりして、うっかり自分は「やや痩せ」とかいう大きな、大きな幻想を抱いてしまいがち←うっかり過ぎ。
次に日本へ帰国した際、特に成田空港から成田エクスプレスに乗って新宿に到着し、他の日本女性を見た時の幻想の打ち破られ具合が見ものです。
自分が抱いたそんな幻想を、助走をつけたフルスイングでぶん殴ってやりたいと何度思ったことか。
自分をフルスイングでぶん殴る自分の図
目を覚ませ!!!
そうならないためにも、礼儀正しくて、優しいオーストラリアの人たちのリップサービスに騙されないよう、気を引き締めて行こうと思います。
それでは、よい週末を。
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