おはようございます。

 

ドライシーズンのダーウィンはイベントが盛り沢山です。

 

幼虫から成虫に変わるセミのように、雨季にはあれほど静かだったダーウィンも、一旦乾季に入ると、待ってましたとばかりにミンミン泣き続け・・・もとい狂ったように活動的になります。

 

週末はもちろん、週中にも何らかのイベントが目白押し。

気が付くと毎週末、あるいはイベントをハシゴしたことも何度かあります。

 

死んじゃうよ、乾季の間に死んじゃうよ、と老いたセミは思わずにおれません。

 

先週末はWater Frontで行われた野外オペラに行って参りました。

 

涼しい潮風の中、芝生の上にゴロゴロしながら聞くオペラは素晴らしく、最後を飾る花火も堪能させて頂きました。

 

しかもこのイベント、無料でした(コインの寄付のみ)

 

ダーウィン的には混んでいたものの、東京やシドニーの混み具合とは格段に差があり、井の頭公園の花見の場所取り←下っ端の最も重要な業務)で鍛えた私には、ステージ前の一等地を取ることなど、赤子の手を捻るがごとしでした(チョロイ、チョロイ)。

 

家族向けイベントだったので、子供も多く、国際的に活躍するオペラ歌手のステージの真ん前には子供たちが陣取りクラシック音楽に合わせて踊る子供コンダクターになりきって指揮棒を振る子供ピクニックシートを奪い合う子供シートを担架にして小さな子供を運ぶ大きな子供なぜかフラフープを片手でビュンビュン回したまま立って見ている←威嚇している?)子供など、自由奔放にも程がある

 

そんな子供たちを目の前にして、動揺しないオペラ歌手とオーケストラ演者たち、あっぱれ

 

(フラフープが歌手や演者の方に飛んで行ったらどうしよう、と私の方がハラハラ)

 

自由過ぎるダーウィン、万歳!!

 

さて、AJANTのセミたちも子供の日が終わって一息つく間もなく、今週末は「Harmony Day」でございます(詳細はコチラコチラ)。

 

JJさんも紹介の通り、めちゃ激しい南中ソーラン節を踊るわけですが、これを披露するのは実は初めてではありません。

 

あれは1年ほど前、Ichthys Employee Fun Day というIchthys projectに関わる人たちと家族へのイベントで何かやってくれとお願いされた私たちAJANT(何でも屋)。

 

(※Ichthys project とはイクシス・ガス田から天然ガスを産出、生産、出荷するという大きなプロジェクトで、インペックスという日本の会社が他の会社とともに操業。このプロジェクトで採掘されたガスはダーウィンのプラントで液化・出荷されるということで、ダーウィンに大きな経済的影響をもたらしたことで知られる)

 

その前の年は折り紙のコーナーをやって好評を得たものの、その年は何をやろうという話になった時に、AJANTの熱血メンバーから

 

あたいに触るとヤケドするぜ!!

 

って言われて、南中ソーランを知らない私たちは「ほー。いいじゃん、新しい盆踊り(←と思ってた)。会場の人たちと一緒に踊れるし」と、ユーチューブに上がっている南中ソーランのビデオを皆で会議の後に見ました。

 

※南中ソーランとは北海道のニシン漁の漁師民謡・ソーラン節をベースに、踊るためにアレンジした曲と踊り。北海道の南中学校で考案されたことから命名。今日では学校の行事等で広く踊られている (ウィキペディアより)

 

見ていくうち、次第に無口になる私たち。

 

カッコいい。

ものっすごくカッコいいんだけど・・・

 

これ盆踊りじゃなくね?

 

 

 

「動き・・・早過ぎやしないか?」「見えない!」「屈伸・・・深い!・・」

※赤い彗星→シャア専用ザク。普通のザクの3倍速

 

そもそもこの踊りは元気いっぱいの中学生によって考案されたので、動きも激しいし、声もばっちり出さねばなりません。

 

しかし、AJANTのメンバーはアラサー、アラフォーが中心で、っていうか、会長と私に至っては、すでにビヨンド・・・。(初老間近

 

「ぼ、ぼ、僕らは少年舞踏団、二人だけ老人♪」(会長と私がコケる)ドリフのコントのようなわけですよ(会長、ごめん)。

 

うちの学校の生徒(小学生)もできました、皆さんも頑張りましょう!」という美魔女ちゃん(←ほめ上手な先生)の激励の元、初老の体に鞭打ち何度も練習、なんとか本番を迎えることができました。

 

あれから早1年。

 

素人ダンサーたちも少しずつ上達してきました。

 

ミンディルマーケットに日本から訓練で来てた自衛隊の人たちと夕陽を見に行ったら、いきなり美魔女ちゃんに「言うの忘れたけど、今日踊るから(←おい!)」って無茶ぶりされたり、文化の日では他の様々なスケジュールに忙殺されている時に「今から踊るよ」と準備運動もせずに舞台へ飛び込み踊ったこともありました。

 

初老の体がバラバラになるかと思ったこともあります

 

・・・ってか、自分で言っておいて何ですが、初老という言葉に意外にダメージを食らってしまう脆弱な自分。

 

しょろう。

 

なんか、“”とか付けて「まだ若いですよ~!」ってところを強調しようとしても、“”のインパクト強すぎて、なんとも誤魔化せないというか。

 

どうも老って字がいかん。

老って字を変えてみるか。

 

 

この変換が最初に出てくる私のPCに疑問。

 

 

その年で初めての懲役を食らうのは辛かろう。

ってか、ネガティヴにも程がある。

ちょっと英語を混ぜて、軽い感じにしてみようか

 

心が風邪をひきました。

 

どもならん。

 

初老はさておき、さて今回のダンスチームですが、本物ダンサーたちと、なんと20代美女などが加わり更にパワーアップ!

 

誇張ではなく、一度きりのNTドリームチームであります。

 

この間、みなさんが踊っているところを見たのですが。

 

ニシン漁の踊りだけに!!!

 

他にも色々な国のダンスやパフォーマンスが楽しめるこのイベント、今週の土曜日開催です。

 

自由な子供も大人もぜひWater Frontにいらしてください。

 

ただし自由過ぎるお子さんには、ぜひ気を付けてあげてください。

 

意外と繊細な初老は、些細なことで動揺してしまうので、フラフ―プとか目の前で回さぬように重ねてお願い申し上げます。

 ←不惑の年齢のはずなのに。

 

それでは、当日、Water Frontでお待ちしてます。

 

T

 

※初老は50歳から始まるという説と60歳からという説があります。

 

※このブログはAJANTの一会員が個人的な意見を書いているのものであり、必ずしもAJANTの団体としての意見を反映するものではありません。

 

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