おはようございます。

 

来週末の予定はお決まりですか?

 

というと、察しの良い読者の方は「またかよ・・・」と思うかもしれませんが、我らがAJANT、5月7日の日曜日に「子供の日」を催します。

(詳細はCan Canさんのブログをご覧ください)

 

今回はしつこく宣伝も兼ねて、イベントの裏話など。

 

こちらも有名な話ですが、オーストラリアで一番小さい豪日協会のAJANT、残念ながら人手も予算も限られてます。

 

さて、この「子供の日」のイベントも、人もお金もギリギリ感満載で運営してます。

 

まずはどうやってイベントが開催されるかの説明を。

 

第一にまず、資金集め。

資金がなくてはイベントは開催できないので(世知辛い世の中ですよ)、政府にイベントの主旨にあった助成金を申請します。

 

この「子供の日」の場合、先見の明を持つ会長と副会長去年の9月頃にさり気なく提出。

 

え?そんな前に?

 

私も驚きました(←つい最近知ったっていうね)。

 

ありがとう、会長&副会長!!

あんたたち、出来過ぎだよ!!!

 

9月なんて、のび太の昼寝ポーズでプースカしてたよ(←こいつが会長だったら、イベントなんて一切実行できないとこだった。あっぶね!)。

 

のび太くーん、申請は~? 

今忙しい~グゥ~zzz

 

申請書が承諾されて、計画を始めたのが1月あたり

 

その頃は自分的にはAJANT 主催の潜水艦銘板の除幕式(コチラをチェック)用意でいっぱいいっぱい。

 

当時、会長が年頭の会議で「子供の日・・○△□・・・」的な単語を言ったことは、うっすらと覚えているのですが、「シュアー(真顔で頷きながら)」とか言いながら、心の中の「当分は絶対開けない引き出し」へ直行(全然sureじゃない)。←のび太化。

 

 

のび太くーん、子供の日の企画は~? 

あとで~グゥ~zzz

 

除幕式が終わった2月中旬、ホッとする余裕もなく本格的な子供の日の打ち合わせ突入。

 

え?やるんだったっけ!とたった今初めて聞いたかのように驚くのび太)

 

何度も言っただろーがあああ!!!

 

一番重要な日程、開催地をこの打ち合わせで決めて交渉、音響さんと交渉、フェイスペインティング屋さんと交渉、食べ物屋さんと交渉、その他もろもろの交渉、交渉、交渉の嵐。

 

その合間にも内容の打ち合わせがメール、LINE、電話などがひっきりなしに続き、「これできるかも」「いや無理」「よしいける!」といったメッセージが朝昼晩問わず飛び交います。

 

ちなみにラインはAJANTでしか使ってません。

 

実行委員一同、やる気に満ちた熱い人やクリエイティブな人が多いので(例外:のび太)真夜中にすごいアイディアが浮かび、出来るかどうか調べて、詳細など写メを使って送って来たり、企画をめぐって、つい白熱した議論になり、掴み合いのケンカになったり(話盛ってます)。

 

そんな中、私たちの熱いやり取りをここで公開。

 

 

残念すぎる。

 

のび太、ちっとも役にたたねー!!

 

イベントの内容も場所の都合、人員の確保できるか否か、使える予算はいくらかといった事情で臨機応変に変わります。

 

少ない会員の中で、これまた少ない役員たちや、天使の羽が生えた会員以外のボランティアの人たちバサーッ ←天使の羽根の音)がイベントの実行委員をやるので、1人が兼業しまくります。

 

例えば「企画」から「ポスターデザイン」「当日スタッフの手配」「食べ物の手配」「買い出し」「物品の手配と運搬」「当日の進行」から「トイレの掃除」まで、1人の実行委員が必要とあれば兼任する勢いです。

 

聖徳太子は10人の訴えを同時に理解したという。

 

前述の通りお金はないのですが、実行委員たちは太っ腹というかマリー・アントワネット気質というか、当日販売する物品、アクティビティのための備品、景品等は妥協せず、こっちで見つからなければ、わざわざ日本から個人輸入!

 

パンがなければお菓子を食べればいいのよ!!おほほほ!!

この辺りからいつも温和な会計担当会員さんの目が鋭くなっていきます

 

 

必要とあれば自腹切りも厭わないマリーアントワネットたち。

これも子供のため!

子供たちの喜ぶ顔が見たい!!

 

勿論私も例外ではなく、海外郵送はしないという日本の会社に物品をネットで注文し、了解も得ずに年老いた父親の自宅に送りつけました(注文後、父親にメールで事後承諾)。

 

 

 

海外発送など滅多にしない親父、また一苦労。

 

 

お父さん、NTTじゃないよ、NTだよ!!

 

 

「あ・・大変ですね・・」と、郵便局のお姉さんに軽く同情される親父。

 

とんだ親不孝娘ですまん、親父よ。

 

 

そんなてんやわんやで企画されたこの「子供の日」は盛りだくさん。

 

折り紙や母の日のクラフトコーナー、ヨーヨー釣り、フェイスペインティング、紙芝居、インストグラムコンテスト(可愛い我が子の写真撮って、タグつけて豪華賞品ゲットですよ!)、昔懐かし玉入れ競争、綱引き、パン食い競争、くじ引きなどなど・・・(なにせ全部ギリギリ、ギリギリでやってるので、内容が多少変更しても勘弁してください)。

 

ダーウィンでは絶対に手に入らない子供の日グッズやキャラクターグッズの販売もあります(売上は、私達の貴重な活動資金となります。)

 

なによりこのイベント、入場無料なんです。

 

ダーウィンでは何でも高いと言われていて、2人の子供たちをキッズ映画に連れて行くだけで100ドル越えるわ~!と嘆く親御さんたちの声をよく聞きますが、このイベントではお金を遣わずとも、子供たちが楽しめる(はず)!

 

実行委員たちが今日も夜なべして、よいイベントにするため最後の最後まで粘りまくって、何かを作ったり、誰かに連絡を取ったり、何か見落としがないかリストを鬼のような目でチェックしてます。

 

ちなみにこれを書いている間にも(午後11時半)、実行委員たちから3通の連絡事項メールが入りました。

 

実行委員たち、まだまだ起きて頑張ってます。

 

のび太は寝るけど。

 

当日、晴れますように(100%晴れるけど)。

でもそんなに暑くなりませんように。

大きな怪我などありませんように。

 

オーストラリアの子供たちも、日本の子供たちも、どこの子供たちも日本のこどもの日を楽しんでくれますように。

 

そして、この日が子供たちのいい思い出になってくれれば、実行委員一同、これ以上の喜びはありません。

 

T

 

※このブログはAJANTの一会員が個人的な意見を書いているのものであり、必ずしもAJANTの団体としての意見を反映するものではありません。

 

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