フィンランドへの玄関口、ヘルシンキ・ヴァンター空港。近年、大幅な改修が行われました。スタイリッシュになった一方、以前は諸々シンプルだったことが、複雑になっています。今回は、免税手続きについて、注意するポイントを、自分自身のメモ代わりに残します。

 

フィンランド国内でのショッピングに関して税金の払い戻し手続きができる会社は、Global Blue社Planet社の2社です。

 

<市中での買い物>分については、空港1階(列車の駅側の入口近く)にある両社のカウンターで手続きをすることになります。Global Blue社とPlanet社それぞれの列に並ぶ必要があります。両社ともに並ぶ方も多いため、繋がっているように見えますので、奥側のPlanet社の手続きのみ必要な方はご注意ください(Global Blue社の方が列が長いことが多いです)。フィンランドにおけるショッピングの両巨頭、marimekkoとiittalaの提携が異なる(marimekkoはGlobal Blue、iittalaはPlanet)のは、地味に不便です…。日本などアジア方面への便が集中する時間帯は、かなり混雑する可能性があるので、ご注意ください。

 

ちなみに私はまだ試したことがないのですが、Global Blue社の場合、ヘルシンキ市内(ストックマン・デパート)で免税手続きを行い、現金で払い戻しを受けることも可能であるようです。

詳しくは、以下のサイトをご参照ください。

 

 

 

<空港内でのお買い物>(セキュリティコントロールやパスポートコントロールを通過した後のお買い物)は、空港内のカウンターで手続きすることになります。パスポートコントロール前の税関の近くにGlobal Blue社のカウンターが、パスポートコントロールを通過した後、iittalaやmarimekko、ムーミンショップの正面奥(50番ゲートの近く)にGlobal Blue社及びPlanet社のカウンターがあります。

 

今回、お土産の購入で空港内のmarimekkoとiittalaを利用したのですが、パスポートコントロールを通過した後のエリアにあるiittalaは、免税手続きもショップがすべて行ってくれました。これは、本当にありがたい!marimekkoは、自身でGlobal Blue社のカウンターで手続きを行う必要があります。厄介なのは、カウンターにいつも人がいるとは限らないということです。「10分不在にします」というメモが置かれていたので待っていると、結局30分待たされました。カウンターに置かれている封筒に免税書類を入れ、ボックスに入れておけば大丈夫、とご助言くださったかもいらっしゃっいましたが、確認できていません。

 

ちなみに、ヘルシンキ・ヴァンター空港内には、各社のセルフ免税機もあります。私もトライしてみましたが、なぜかうまく動いてくれず…。これで手続きができると、もっとスムーズに進むと思います。

 

…ということで、免税手続きはできるときにする、早めにする、ということが大事であるように思いました。