ヘルシンキ中央駅横というと、Holiday Inn Helsinki City Centreでしたが、ちょうど逆側にオープンしたのが、Scandic Grand Central Helsinki。VRのオフィスとして使われてきたアールヌーヴォー様式の建物をリノベートして誕生したホテルです。駅近&仕事先近くという立地もあり、泊まってみることにしました。
世界情勢を受けたルート変更などの影響もあり、日本-フィンランド間の直行便のヘルシンキ到着時間は早朝着の便が多くなりました。私がホテルに到着したのも7時前。荷物等を預けることはできても、チェックインタイムはまだということで、街が動き出す8時ごろまでは、何とか時間をつぶしたいところです。
そんな時、有難かったのが、ゆったりとしたホテルロビーです。
フロントでは、飲物やスナックなども販売しているため、コーヒーを頂きながら、フライトの間チェックできなかったメールを確認する作業などを行って、過ごしました。
仕事を終えて、ホテルに戻り、正式にチェックイン。部屋へと向かいます。
重厚な雰囲気に特別感を感じます。
扉を開けると…
こんなお部屋が待っています。
お部屋は、クラシックダブル。落ち着いた雰囲気のお部屋です。
ベッドサイドには、サイドテーブル以外に、ワーキングデスクもあります(仕事用としては、もう少し奥行きが欲しいところです)。
ベッド正面には薄型のモニター。窓際にワンシーターのソファもあります。
バスルームは、ゆったりめ。最近のスカンディック系ホテルのバスルームは、インダストリアルな雰囲気のところが多いように感じますが、シンプルで機能的な形にすると、そういう印象になるのかもしれませんね。
基本的にほぼシャワーオンリーですが、バスタブ付きのお部屋もあります(グレードの高い部屋の場合サウナ付きもあるようです)。
ホテルのお部屋の中の設備や備品等(商品を含む)は:
お部屋の中の冷蔵庫も基本ミニバー仕様ではありますが、スーパーなどで購入したものを入れるスペースも多少あります。
セーフティボックスや…
アイロンもあります。
今回宿泊したお部屋は、鉄道側ではなく、国立劇場などが見えるバスターミナル側でした。
Scandic系ホテルと言えば、デフォルトが朝食込。以前は、フィンランドのホテルはほぼincludeだったのですが、別料金のところが増えている中では、特徴的な点となっています。
メニューも本当に盛りだくさんで、充実しています。
こんなところにハーパニエミさんの絵も発見。
ちなみに、駅横と書きましたが、高低差(最も近い駅の出口、ホテル入口双方にそれなりに急な階段あり)があるので、重たいスーツケースがある場合などは、少し苦労するかもしれません。階段を使わずにすむ方法もありますので、多少遠回りになっても、そちらを選択することをおススメします。
駅近&比較的新しいホテルということで、若干、お値段はお高めということはありますが、アクセスよし、居住性よし、ということで、満足感の高いホテルであると思います。