ライヤ・ウオシッキネン(Raija Uosikkinen)の
地方シリーズ(Maakunta sarja:マークンタ・サルヤ)の第3弾は、

Karjala(カルヤラ)です。

 

 

『カレワラ』ともゆかりの深いこの地域らしく、

カレワラの登場人物として出てきそうな人物が描かれていたり、

(正確には、ウオシッキネンのカレワラ・プレートの登場人物のような人物)

カンテレ、カレリア刺繍のようなモチーフ、木造建築など、

この地域の伝統文化が、しっかりと描かれています。

 

裏面にも、Karjala(カルヤラ)と書かれていますが、

(+スウェーデン語表記のKarelen)

カルヤラとは、「カレワラ」のことです。

 

 

ちなみに、カルヤラは、フィンランド東部にあります。

ヨエンスーや、ラッペーンランタ、イマトラなどが含まれます。

 

Historical province of Karelia in Finland.png

出典:Wikipedia

 

プレートに描かれた建物の特定はできなかったのですが、

ここに描かれている木造建築は、

ロシア側の「カレリア」、キジ島で見た風景と重なります。

 

例えば、こんな感じです。

 

 

 

そして、このカルヤラを訪問する機会を得て、

その独特の文化に関心を持ったことがきっかけとなり、

このプレートを集めるようになりました。