ミニプレートからのイヤープレートということで、

まだ、ブログで取り上げていないプレートをご紹介。

 

カレワラプレートは、1976年から1999年まで、

実に24年もの間、製造されていたプレートです。

1985年に特別に製作されたカレワラ150周年記念プレートを合わせると、

25枚も存在するということで、手を出したが最後…と思っていたシリーズです。

 

かつて覚悟を決めて、気に入った年のものだけ買おう!と、

1993年1999年カレワラ150周年プレートを手に入れていましたが、

その後、自分なりのアニバーサリーイヤーのものや、

カレワラプレートシリーズとして、重要な意味を持つ年のものが

お得な価格で売られていると、ついつい買ってしまっていました。

 

その一つが、1976年版のイヤープレートです。

 

 

1976年版は、最初の年ということで、

一、二を争う高値が付けられているプレートでもあります。

価格的に縁がなさそうだと思っていたのですが、

シリーズ最後のプレートを持っている以上、

シリーズ最初のプレートは、いつかほしいと思っていた一品です。

 

さらに、このプレートに描かれた種まきの場面は、

大地のはじまりとでも呼ぶべき印象的なパートであり、

カレワラ・プレートの中では、比較的「良い場面」でもある、という点も、

(さすが、最初の1枚!)

いつかはほしい、と思わせる要因でした。

 

Kirppisで40€で売られているのを見つけたときには、

もうこれは買うしかない!と即決していました。

 

カレワラ・プレートではありますが、

鳥や魚、花などライヤ・ウオシッキネンらしいモチーフが、

お皿の隅々まで描かれています。

 

背面には、アラビアのバックスタンプ、製造年、

ライヤ・ウオシッキネンのサインに加え、

『カレワラ』からの引用も。

 

 

引用は、フィンランド語だけではなく、

スウェーデン語、英語もあります。

これを読めば、どの場面を描いたものかがわかります。