今回、最初の宿泊先は、プナブオリにある
Hotel Indigo Helsinki Boulevard。
基本的に立地重視で中央駅近辺に宿泊することが多いのですが、
今回は、とにかく空きがなく、さらに、価格も高め、ということで、
いつもと違う選択をすることになりました。
夏だし(雪/滑り止め用の砂利道を荷物を持って歩かなくてもいい)、
荷物も少ないし(夏は衣類が圧倒的に少なくて済む)、ということで、
許容範囲のお値段で、評価も高めのこちらに滞在することにしました。
IHGメンバーなので、インディゴも多少のサービスがあることもポイントの一つ。
とはいえ、駅からも遠いわけではなく、歩いても10~15分程度。
但し、トラムの駅が近くなので、トラム移動が便利。
特に、空港から市内まで、電車で移動した場合、
制限時間内で十分移動可能なので、
新たにチケットを買わずに済むのは有難いです。
トラムの場合は、Frederikinkatu若しくはAleksanterinkatuとなりますが、
(ちょうど中間点くらい。)
Frederikinkatuは、トラムの3番と6番双方が停まるので、より便利です。
(ちなみに、ほかに1番のトラムも停まります。)
Aleksanterinkatuは6番のトラムのみですが、
駅方面に行く場合には、こちらの方が近いです。
(但し、2018年8月現在、ホテルの隣が工事中のため、歩道がなく不便です)
ホテルのすぐ近くにキオスク(R KIOSKI)があるので、
トラムのチケット(シングルチケット、デイチケットともに)の購入には便利です。
トラムで移動してホテルに着いたのは、17時頃。
フロントが狭いので、チェックインを待つ列ができていました。
この時は、正直、失敗したかなと思ったのですが、
このホテル、かなりポイントが高かったです。
例えば、お部屋。
ベッドの高さがかなり高いので、高齢の方などは大変かもしれませんが、
クッションもたくさんあって、快適でした。
大き目の一人掛けソファが2個。
これがなかなか座り心地が良かったです。
そして反対側には、デスクや鏡などがあります。
そして、デスクチェアは、ドムスチェア。
ホワイトで、座面は布張りでした。
床面もホワイトに塗られていたので、マッチしていました。
そして、壁面。
よく見ると、フィンランドデザインや、近隣の風景をモチーフにした柄が。
斜め前にあるカフェ・エクベリ(EKBERG)…
ちなみに、壁に取り付けられたフレームには、カルティオが。
備品類も、デザインコンシャス!
マグはArabiaのRuno(ルノ)、カップはiittalaのKartio(カルティオ)。
1日目は同じカラーのカルティオが並んでいたのですが、
2日目は、違うカラーに。不揃いなのもいいですね。
バスルームは、残念ながら、シャワーのみですが、
(バスタブ付の部屋はないそうです。)
鏡のライトが、女優ライト。
肌の肌理の粗さと化粧ムラが隠せない仕様になっており、
鏡を見た瞬間思わず叫びました…。
アメニティも充実していました。
シャンプー、コンディショナー、ボディシャンプー、ボディローション、石鹸は、
いずれもAVEDA。
ローズマリーミントのとってもいい香りで、すっきりした気分になります。
バスローブとスリッパも、やはりあると有難いです。
備品も、前述のネスプレッソのほか、
スマホ(i Phone)と接続可能なラジオも。
ケーブルなしで充電ができるので便利でした。
お部屋は通り沿いだったので、一応ビューがありました。
外壁の位置が高めなので、眺めはイマイチ…と思っていたのですが、
日が沈むころ、美しい空を眺めることができました(21時ごろでした…)。
そして、朝食!これは、特筆に値します。
レストランは、フロント裏の必ずしも大きくないスペースなのですが、
こちらもお洒落。
カップは、iittalaのTaika(タイカ)若しくはArabiaのRuno(ルノ)でした。
さて、肝心のメニューですが、ビュッフェ形式で、
温かいものも、冷たいものもあります。
温かいものは、スクランブルエッグ、ソーセージ(2種類)、ベーコン、ベークドトマト、温野菜、ポリッジなど。
冷たいものは、きゅうり、パプリカ、ニシンの酢漬け(2種)、サーモン、チーズ(複数種)、ハム(複数種)。
ヨーグルトも、ナチュラル、フルーツ、カードがあり、ベリーソースも。
ジュースは、オレンジ、アップル、クランベリーの3種と、スムージー。
つい取りすぎてしまいます…。
どれも美味しいのですが、特におすすめなのが、パン!
近くのEKBERG(カフェ・エクベリ)のものだそうです。
ホテルに居ながらにして、エクベリのパンが食べられるなんて、
お得な気分です。
ちなみに、一日目は、カルヤラン・ピーラッカ(エッグバター付き!)を
二日目は、いろいろなパンを少しずつ頂いてみました。
どれもとても美味しかったです。
ロビースペースで、飲み物を頂くことも可能です。
通りを眺めながら、カフェラテを頂きました。
さらに、このホテルがあるプナブオリ地区は、
お洒落なお店や、カフェ、レストランなどが数多くある場所でもあります。
私も今回、ホテル近辺で、お気に入りのお店がいくつもできました。
時間が限られている中で、時間をかけずとも、
素敵なお店にアクセスできる環境にあるのはとても有難いです。
Hotel Indigo Helsinki Boulvard、
外観からは想像できなかった、ポテンシャルあふれるホテルでした。
追記:
お部屋に置いてあったもの、もうひとつ。
雑誌の「antiikki」(アンティーク)。
北欧のヴィンテージ食器が中心、という訳ではないのですが、
興味深く読みました!