5か月ぶりのフィンランドです。
…といっても仕事ですが…。
こんなに気候のいい時期に渡芬するのは久しぶりなので、
なんとなくワクワクします。
成田に着いて外を眺めていると…
ウニッコ飛行機が。
夏の間、フィンエアは2便飛ばしているのですが、
1機は通常機、もう1機がウニッコ機でした。
ですが、残念ながら今回はJAL便です。
JAL便は、ツアーや外国人客が少ないイメージだったのですが、
今回は、ツアーもいくつか入り、外国人のお客さんもたくさんいらっしゃいました。
JAL便は、シートが革張り(風?)の上、
電源が個別にあったり、USB給電も可能だったり、とても快適です。
加えて、機内エンターテイメントも充実しているので、
10時間ほどのフライトもあっという間に過ぎていきます。
音楽のプログラムを見ていると、
同世代がメインターゲットなのだろうと思わせるラインナップ。
おかげで、プログラムの中から選曲してマイセレクションをつくり、
エンドレスで聴きながら、パソコンで仕事をする、という流れが
いつものパターンです。
そして、機内食もとっても美味しい(特に、日本発の便)。
最近は、RED U-35という、「若き料理人たちによる機内食」が、
提供されています。
機内食はあまり得意ではないので、
「焼きそば」とか「カレー」とか、
外しようのないメニューでお願いしたいと、常々思っているので、
凝った料理の名前が並ぶメニューに、不安感を覚えていました。
…が、これがとても美味しかったです。
ちなみに、メニューは、
若鶏の柚子胡椒くわ焼き
(「牛丼四川スタイルカボチャの甘みとコクを添えて」といずれかを選択)
冬瓜の冷製干しエビ風味のゼリー寄せ
アンチョビおから
ライチのなめらかプリン
というラインナップ。
RED U-35のグランプリの方と準グランプリの方が開発されただけあって、
ひとつもはずれがありませんでした。
そしてデザートは、ハーゲンダッツのアイスクリーム。
「またバニラだろうな…」と思っていたら、
(飛行機で提供されるアイスクリームはバニラ率が高いと思います…)
JAL機内限定のカスタードプディング。
バニラアイスがあまり好きではないので、
バニラではない、というだけで十分嬉しかったのですが、
このカスタードプディング味のアイスも、とても美味しかったです。
ちなみに、朝ごはんは、「AirMOS」。
モスバーガーとのコラボメニューです。
AIRモスクリームチーズテリヤキバーガーを構成するパーツが配られ、
自分で作って食べるスタイルです。
これがなかなか大変。
バンズが湿ってきたり、
ソースやクリームチーズをバランスよくセットできなかったり、
四苦八苦しながら作りました。
面倒な作業ではありますが、味はとっても美味。
作った甲斐があった!と思えます。
そうしてヘルシンキへ。
JAL便のネックは、バス移動率が比較的高いことです。
(現在、ヴァンター空港は拡張工事中ということも影響しているかもしれません)
荷物が多いと、なかなか大変です。
まだまだ、ハイシーズンということで、空港も混雑。
到着してから外に出るまで、1時間ほどかかりました。
(ヘルシンキとしては、長めだと思います)
ヘルシンキの入国審査は、ここ数年、厳しくなる傾向にあり、
以前であれば、ほぼ何も聞かれずにスルーされていた日本人観光客も、
2,3質問されます。
(目的、訪問先or滞在先、滞在日数、帰国予定日など)
今回、「どこに行きますか?」と聞かれたので、
訪問予定の地名を挙げたところ、
そのうちのひとつについて、「●●(地名)?」と3回聞き直されたので、
「何かおかしい?魅力的なところだと思うけれど」と答えたら、
「何にもないよ。ホント。何にも。まあ、イベントがあるのかもしれないけれど」
と、入国審査とは思えないやり取りが展開されました…。
もしかして、出身地だったりしたのかなと思ったり。
とりあえず、無事に入国できました。