不況になるとKirppisが繁盛する、

かつて、そんなことを聞いたことがありましたが、

最近のKirppisの盛況ぶりを見るにつけ、

フィンランド経済はなかなかに厳しい状況であるのかな、

と思わざるを得ません。

 

だからと言って、ヴィンテージ系のものが増えるわけではなく、

むしろ衣類が増えている印象です。

実際、現地の方にとって、Kirppisは、

衣類の売買が中心であるように思います。

 

とはいえ、食器類もないわけではないので、

時間が少しでも空くと、見に行ってしまいます。

 

ちょこちょこと、人気シリーズもあります。

 

但し、情報化時代。

「掘り出し物」はなかなかありません。

アンティークショップより安い、日本で買うよりはお得、

くらいが、落としどころになりつつあります。

 

今回、比較的多く見かけたのが、

ライヤ・ウオシッキネンの

カレワラ・プレートやクリスマスプレート。

値段も比較的良い感じです。

ライヤ・ウオシッキネンファンとしては、

お得な値段がついていると購入したくなってしまいますが、

クリスマス・プレートはコンプリート、

カレワラ・プレートはこれ以上は増やさない、

(1993年、1999年、150周年記念プレート)

ということで、目の保養のみ。

 

フィンランド100記念マグの図柄にもなったMynano

カップ&ソーサーがセットでありました。

セットで出ていると圧巻です。

ディナーセット一式の場合は、なおさらです。

 

基本コレクションは、青×白縛り、

かつ、ライヤ・ウオシッキネンもの、ということで、

もっぱら見るだけでしたが、

あれこれ考えながら探すのは楽しいです。