iittalaといえば、赤丸にiの白抜き文字のマーク。
このロゴは、1956年、
ティモ・サルパネバによって生み出されました。
このiマークとともに、デビューしたのが、
今日ご紹介するLastenmuki(子ども用マグ)です。
iittalaの125周年記念本でも、iマークがデビューした広告写真に、
Lastenmukiの姿が確認できます・
イッタラのガラスセンターを訪問した際、
ミュージアム・ガイドさんから伺った話によると
そもそも、このグラスのために創られたロゴが
会社のロゴになった、ということでした。
そう考えると、iittalaの歴史においても
重要な意義を持つ(?)この作品。
サルパネバのiシリーズの中の一品で、
i-151とも呼ばれています。
両サイドに持ち手があるのが特徴。
上の写真では、スリムに映っていますが、
実際には、洋ナシ(?)型。
このシリーズには、100mlサイズと200mlサイズがあるのですが、
こちらは、大きな方。
小さい方は、もう少し「ずんぐりむっくり」度が高く、
その分、デザインの特徴がはっきりと出ている気がします。
(前述の広告で使用されているのも小さいサイズ)
小さいサイズを長らく探しているのですが、
適当な値段で、というと、なかなか出会えずにいます。
こちらを購入したのは、ヘルシンキのアンティークショップ、
Vanhaa ja kaunista(ヴァンハー・ヤ・カウニスタ:古くて可愛い)。
日本の雑誌やウェブなどでもよく紹介されている人気のショップさんです。