昨今、ブラック企業問題がネット上で取りだたされています。
ユニクロやワタミがブラックだとか
ホリエモンが「ブラック企業なんて辞めればいいじゃん」とか言ったとか言わないとか。

私の場合、転職先にクラッシャー上司に遭遇したようで、
体調を崩して退職、今に至るわけですが、
入社して数日で「この会社合わない」と思っていたのは本当のところです。

私の場合、その上司以外にブラックを感じたわけではないですが、
人生の多くを過ごす職場に、自分で見過ごせないほどのストレスがあるのであれば、
辞める、という選択肢は必ず持っておくべきだと思います。

私自身、転職先について
「この職場で定年まで勤めるぞ!」と思ったことが体調を崩した一因だったと思います。

そもそも、IT技術の発展に伴うグローバル化によって、
全世界競争にさらされることが予想される現代において、
我々30代の人間が定年まで同じ職場で勤め続けることなんて、
少数派になっているかもしれません。

全世界競争にさらされるのは、企業だけではありません。
労働者である我々自身も、グローバル競争にさらされます。

そうなれば、自分の関心や興味のある、得意な範囲で、
世界中の労働者と戦っていく覚悟がいるんじゃないかと、
私は思います。

退職したからわかることとして、
どこかに属していることは、誰かに必要とされていることと同じです。
それだけでそれなりの満足感があります。

お金を稼ぐことは、
誰かに必要とされるものを生み出すことができて
初めて実現されることだと思います。

「会社辞めると生活が不安」「次の仕事を探すのが不安」

よくわかります。
今の私はそのような状況です。

それでも辞めてよかったと思います。
「もう死にたい」と思わずに済んだからです。

そうなる前に環境を変える努力をしたほうがよいと思います。

もし、世の中に必要としてくれる人がいるならば、
その人が助けてくれます。

私はまだ「世の中で誰かが必要としてくれる」自信はありません。
でも、それを信じて生きて、努力しようと思います。

自分の好きなスポーツに関わる仕事で、人の役に立ちたいと思います。
そこで自分を磨きます。努力します。

そう思ったら、覚悟ができて、心がすっきりしました。

今は家族に助けられてばかりですが、恩返ししたいと思います。

少なくとも、家族は自分を必要としてくれると信じて。
自分の努力によって、私を必要としてくれる人が増えることを信じて。