久しぶりのブログ更新。

もはや気まぐれブログに逆戻りしてしまったが、

これからは日々更新できるように努めよう。


さて、タイトルの件。

昨日の高校野球準々決勝の鳴門vs花巻東で、

花巻東がサイン盗みをしたとして、主審から注意を受けたらしい。


二塁ランナーが打者に投手が投げるコースを教えるくらいのことは

日常茶飯事で起こっていると思っていたので、

話題にあがることが意外に感じた。


プロ野球では以前に話題になった。

その際はホーム球場のチームがバックスクリーンからサインを覗いていた。

両チームの公平性から見ると悪質だと私も感じた。


今回問題になった、二塁ランナーが打者に投手が投げるコースを教えるのは

両チームともやっていれば公平性に問題はない。


「スポーツマンシップ」といえばそれまでだが、

もう少し本質的なことを考えてみた。


まず、高野連から2009年にサイン盗みについて通達が出ていたようだ。

それならやるべきではない。

その上、そもそも打者が打つ前に捕手側の覗くことは厳禁。

それを走者を使ってやってしまうと、このルールが有名無実になってしまう。

そう考えると意外に悪質なものかもしれないなと思い直した。


文明の利器が発達していく中で、

サイン盗みの類の問題はずっとついて回るだろう。


野球関係者の苦労も想像できるが、

いかに野球が面白くなるかを考えてそういう問題に対応してほしい。

文明の利器を利用することをむやみに規制するのではなく、

ルールを変える方が面白くなるかもしれない。

その可能性を常に探った上で対処してもらえたらと思う。
今朝、コンフェデ杯2013の決勝が行われ、

ブラジルがスペインを3-0で破り、大会3連覇を飾った。


下馬評では、前回W杯の世界王者であるスペインの優勢が伝えられていたが、

地元開催である上に王国と評されるブラジルが、それらのプレッシャーをはねのけ、

翌年に控えた自国開催のW杯に向けて幸先の良い結果を残した。


今回のコンフェデ杯で、我が日本代表も優勝したブラジルと対戦し、

スペインと同様のスコア(0-3)で敗れ去ったのは、ご承知の方も多いだろう。


スコアこそスペインと同じであったのだが、逆に我が国との力の差を感じた。

その差をここに書き記していきたいと思う。

とはいえ、私がコンフェデ杯決勝を観戦したのは、後半20分からの、わずか30分足らずである。

ただのサッカー愛好家の戯言なので、以下を温かく見守ってきただければ幸いである。


1.技術の差

  スペインの方がパススピードが早く、トラップもうまい。

  ゴールに近くなればなるほど、その技術の精度が格段に上がる。

2.走り方の違い

  日本に比べると、走りに緩急が見える。

  例えていうならば、日本はランニングを繰り返しているとするならば、

  スペインは常にシャトルランを繰り返しているイメージである。

  日本が走っていないのではなく、スピードの緩急がないので、

  相手に(見ている我々にも)スピードが慣れられやすいのではないかと思う。

3.サッカーの「セオリー」の理解度の違い

  スペインは点の取りコツやボールの奪いコツがわかっているように感じる。

  それを実現するために全力を尽くしているのが見ていてもわかるので、

  見ていて面白いし、敗戦してもその事実を受け入れやすいように思う。

  (敗戦したこと自体を感情的に捉えてしまったら、それも難しいだろうが)

  日本は、攻撃は左サイドで崩して右サイドで決める、というパターンを持つが、

  それに息詰まると「とりあえず本田、香川に預けてひらめき勝負」の側面が強くなる。

  バリエーションが少ないのだ。

  守備は、前線でパスコースを消して、ボランチやセンターバックのところでカットするのが

  狙いだと思う。コンフェデ杯では、ボランチのところでボールを取れずに、センターバックからの

  攻撃の組立が多くなって攻撃に行くにくくなる場面が増えたり、ボランチすら簡単にマークを

  外される場面も出てきて、最終ラインが下がってしまうこともあった。

  人に対するチェイスも弱く、「相手がミスしたらボールを奪おう」という他力本願のような

  雰囲気を感じる。

  全体的に「サッカーのセオリー」の理解度が、スペインの方が高いのだろうと感じる。

4.監督の采配(選手交代)

  スペインは前半で2-0になった時点で矢継ぎ早に選手交代をした。

  ところが日本は、後半最初に2-0になって、すぐに前田を入れたが、

  その後は約20分は静観。結果論かもしれないが、

  もっと早くにリスクを取って「点を取りに行く」メッセージを込めた交代をできていれば、

  点が取れたかもしれない。

  ザッケローニ監督の選手交代は、イタリア戦やメキシコ戦でも波紋を呼んだ。

  監督が一番情報を持っているので、なんともいえないが、

  少なくとも、交代の意図についてもう少し説明を聞きたいところ。

  記者の人達にがんばってほしいw

  ちなみに、ザッケローニ監督解任云々がマスコミに多少出ているが

  私は続投に賛成派。

  戦術・戦略面では、地道に「サッカーのセオリー」を根付かせてくれているように感じる。

  監督の仕事を大きく二つに分けると、「①試合への準備」と「②試合中の采配」になる

  と思う。①の部分は、若手の起用の少ない不満はあるが、今月の東アジア杯で解消される

  期待を込めて、概ね支持している。

  ②の部分が不満なわけだが、世界を見渡して①も②もすばらしい監督なんてごく少数です。

  欧州のトップクラブ以外で考えるほんと数人。日本に呼べる可能性があるのか疑問だ。

  消去法かもしれないが、①は十分力を見せているので、わざわざ変える必要はないと思う。


以上が私なりに感じたスペインと日本の違いだ。

この1年でどれだけ差を縮められるかはわからない。

でも、素人の私でも

・体力を向上する(筋力、持久力)

・すべてのパススピードを速くすることを日々の練習から意識する。

・ヨーロッパサッカーを見まくって、サッカーのセオリーを吸収して、日本の試合で生かす

などは、個人の努力でもできると思う。

代表選手なので、当然全選手が上記のことをやっていらっしゃると思う。

でも、世界のトップレベルの選手達も同様にしているはず。

だから、この一年で「世界一」努力してほしいと思う。

来年のW杯で「日本が世界一努力した」と思えたら、結果はどうあれ

私は満足することにしようと思う。

でも、そうしたら結果は必ずついてくるはずなんですけどねw
昨今、ブラック企業問題がネット上で取りだたされています。
ユニクロやワタミがブラックだとか
ホリエモンが「ブラック企業なんて辞めればいいじゃん」とか言ったとか言わないとか。

私の場合、転職先にクラッシャー上司に遭遇したようで、
体調を崩して退職、今に至るわけですが、
入社して数日で「この会社合わない」と思っていたのは本当のところです。

私の場合、その上司以外にブラックを感じたわけではないですが、
人生の多くを過ごす職場に、自分で見過ごせないほどのストレスがあるのであれば、
辞める、という選択肢は必ず持っておくべきだと思います。

私自身、転職先について
「この職場で定年まで勤めるぞ!」と思ったことが体調を崩した一因だったと思います。

そもそも、IT技術の発展に伴うグローバル化によって、
全世界競争にさらされることが予想される現代において、
我々30代の人間が定年まで同じ職場で勤め続けることなんて、
少数派になっているかもしれません。

全世界競争にさらされるのは、企業だけではありません。
労働者である我々自身も、グローバル競争にさらされます。

そうなれば、自分の関心や興味のある、得意な範囲で、
世界中の労働者と戦っていく覚悟がいるんじゃないかと、
私は思います。

退職したからわかることとして、
どこかに属していることは、誰かに必要とされていることと同じです。
それだけでそれなりの満足感があります。

お金を稼ぐことは、
誰かに必要とされるものを生み出すことができて
初めて実現されることだと思います。

「会社辞めると生活が不安」「次の仕事を探すのが不安」

よくわかります。
今の私はそのような状況です。

それでも辞めてよかったと思います。
「もう死にたい」と思わずに済んだからです。

そうなる前に環境を変える努力をしたほうがよいと思います。

もし、世の中に必要としてくれる人がいるならば、
その人が助けてくれます。

私はまだ「世の中で誰かが必要としてくれる」自信はありません。
でも、それを信じて生きて、努力しようと思います。

自分の好きなスポーツに関わる仕事で、人の役に立ちたいと思います。
そこで自分を磨きます。努力します。

そう思ったら、覚悟ができて、心がすっきりしました。

今は家族に助けられてばかりですが、恩返ししたいと思います。

少なくとも、家族は自分を必要としてくれると信じて。
自分の努力によって、私を必要としてくれる人が増えることを信じて。