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単純性血管腫について
調べたことをまとめてみました
何かのご参考になれば幸いです
単純性血管腫とは?
血管腫(赤あざ)とは
血管が拡張したり増殖したりすることによってできる良性腫瘍の事。
(※画像お借りしました)
・表面は平坦
・出生時にすでに存在する。
・体の成長にともない面積は増える
・自然に退縮することは少ない
・新生児の約1.5%に発生する
自然に退縮することはないの?
・自然消失することはほぼない
・成長とともに皮膚が厚くなり、
薄くなったように見えることもある
・逆に成長と共に体が大きくなるのに比例して、あざの面積も拡大することもある
※特殊な例としては、自然に消失することがあるもの(サーモンパッチ)がある。
治療法は?
・早期のレーザー治療 (生後3ヶ月以降から可能)
・冷凍療法
・薬物治療
・外科的切除
・硬化療法
・放射線療法など
現在は副作用の少ないレーザー療法が主流。
新生児に発症した内の40%弱の人が、
レーザー治療によってアザを消失させることに成功している。
※特に顔にある血管腫の場合、CTやMRIなどの検査で合併症を調べる場合があります。
治療する最適な時期
・0歳のうちに治療した方が皮膚が薄いので効果が高い
・早期介入によって範囲が小さいため、照射数(ショット数)による痛みが少ない。
・照射範囲が狭いと料金も安くなる
※照射時の痛みは輪ゴムでパチンとした程度
でも…お高いんでしょ?
単純性血管腫、乳児血管腫、毛細血管拡張症の場合には
保険診療が適応 となります。
市町村によっては、
ご年齢・保護者の所得に応じて乳幼児医療費補助が適応となることがあります。
1回の治療料金は
3割負担で約6,500円です。
それよりも大きい範囲であれば、10平方cmごとに1,500円増える計算となります。
なお、保険で治療可能な範囲は180平方cmまでです。
治療の経過について
一回の照射で血管腫が消えるわけではなく、徐々に色調を薄くしていきます。
3ヶ月ほど間隔をあけながら、
5〜15回程度の照射を実施。
(※3ヶ月空けないと保険適応にならない)
治療後のケアとしては遮光をする必要があり、ケアをしないと肌が茶色くなります。
外出する際は日焼け止めクリームなどを
こまめに塗布するようにします。
副作用について
・治療後数時間から2日くらいまでは、レーザーを当てた部位に赤みやヒリヒリとした痛みが見られる。
・その場合は保冷剤で患部を冷やして症状を和らげたり、炎症が起きている場合は外用薬を塗布する。
・また、内出血(紫斑)が現れることもあるが、この場合は1~2週間程度で消えるようになる。
・照射の度合が強かったりするとかさぶたや水疱ができることもある。
2週間程度で消えるが、それまでは軟骨を塗布するなどして保湿する。
(※その間に引っ掻いたりすると色素沈着(黒ずみ)や傷跡が残ることもありますので注意が必要!)
いずれにせよ重篤な副作用はなさそうです。
リスクとデメリットよりは
メリットの方が多い感じでした
以上!
単純性血管腫についてでした
治療の経過や行動したことなどは
また随時記事にさせていただきますね
よろしくお願いします
参考にしたサイト
すごく分かりやすかったです