年少最後の懇談会

2024年 6月 9日（日）

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年少最後の懇談会（2017年）

さようならT先生))

昔噺はじまり。はじまり。

2017年３月

年少最後の懇談会。
お母さんが、子供の成長と
担任の先生に感謝の言葉を言って、
感動の空気が教室いっぱいに
なる日。

当時の
私がイメージしていた懇談会

懇談会のために
年少のふり返り

幼稚園入園、2週間で担任から
娘のできないところ１１個の報告。

初めての親子遠足で置き去りになり。
隣のクラスの担任が助けてくれて、
隣のクラスと最後まで行動したこと。

運動会、参観日、親子遠足で聞いた
ドン臭い親子へのT先生のため息。

療育の医師からの伝言を言うと、
キレるT先生。

私にはムリだ
大人なのに感謝を伝えられない。

当日

先生を囲むように輪になった保護者席。
T先生の発案。

1人ずつお母さんが、
子供の成長と心のこもった感謝を言う。

想像していた以上に優しさが溢れる。
私の緊張もMAX。

何故なら、
先生は、1人1人のお母さんの前に行き
至近距離でお母さんの言葉を聞く。
これもT先生の発案。

私の番、うわぁー先生が近い
そのせいか、先生の緊張も伝わる。

そうですよね
先生と私。本当に最悪な一年でしたよね。
ギスギスしてました

ここは、がんばれ私。

『1年間ありがとうございました。
入園前の娘は、ほとんど話すことができませんでした。
そんな娘が、
幼稚園でやっていけるか心配でした。
それが、１学期の終わり頃に、娘が笑顔で
『T先生がお弁当のおにぎり、美味しそうだねって言ったの』と私に教えてくれました。
娘が今日をあったことを話すのも初めてでしたし、こんなに長く話すのも珍しいことでした。
先生に褒めてもらえて嬉しかったのだと思います。娘は、先生のことが大好きです。
本当にありがとうございました。』

私は、先生の顔をしっかり見ていたら
娘の気持ちを伝えたくなった。
そこから心からの感謝が言えた

先生は、驚いていた
はじめて見た表情。
先生も何か私に言ってくれたが
同時に、隣に座っていた
お母さんが泣きながら
『わかるよー。心配だったよね』
の声で聞こえなかった。

でも、そのお母さんの言葉で
何かホッとさせてくれた

帰りに、補助の先生から
申し訳なさそうに
『本当に、何もできなくてすみません
でした。』
『娘ちゃんのこと、
もっとやってあげたかったんです』と
言ってくれた

『先生には給食のことで相談に乗って
いただき嬉しかったです。
ありがとうございました』と言うと。

補助の先生は笑顔になった

その年の３月。
ベテランの
補助の先生は、幼稚園を辞めた。
親子遠足で助けてくれた先生も。
お母さん達に
評判の良かった新人の先生2人も辞めた。
他にも辞めた先生がいたかもしれない。

お母さんたちの話題は、
辞める先生、多くない？と
ザワザワ。ザワザワ。
『この幼稚園、大丈夫？』と
不安が広がった。

そんな不安の中、
私は、閉園になってくれたら
転園できる
もっとサビれてしまえ！
と悪い気持ちでいっぱいだった
お母さん達の気持ちを考えると、
今は、とっても反省しています。