療育への反応

2024年 2月 24日（土）

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療育への周囲の反応

昔噺はじまるよぉー。はじまるよぉー。

発達障がいと療育の認知度。

2015年、娘が療育を開始した頃は、
私の周囲に発達障がいや療育を理解している人はほとんどいなかった。
私も含めて。

療育の反応。

友人に話すと、
『療育に行っていることは、誰にも言わないほうがいいよ。娘さんがいじめられるよ。私の息子と同い年の子供も療育に行っていじめられていた』
と言われた。

えっマジで
↑当時の私の反応。

児童館で仲の良いママは
療育を知らなかった。
『ゆきまろさんが娘さんのことを変、、おかしいと思うから療育に入れるんだよね』
と言われた。

そうなのか？
↑そう言われるとそんな気がして罪悪感。

夫（ちょっと久しぶりのブログ登場）
『早すぎる！まだやらなくてもいいじゃないか』

相談ではなく、事後報告だったので
スルーさせていただきました

私が娘を療育に診せた理由は
単純だった。

娘の治療のため。
癇癪、言葉を発しない、突然飛び出すなど
危険な行動。
これを治療してくれるのが
耳鼻科でも小児科でも眼科でもなく、
療育だったからだ。

障がい者にするために療育に行く
なんて思いもしない。

すぐにでも治療してもらわないと
私の身体がもたなかったから。
精神が壊れそうだったから。
誰かに助けてほしかった。

育児にかかわらない夫にはわからない。

そして、私もわかっていなかった。
療育は治すところではないこと。

ゆきまろ幼き頃の思い出。
自分を普通と思ったことが
ない。
勉強できないし、運動神経ゼロ。
遊んでばかりいて、
勉強がわからないから
算数の宿題はできなくて、
先生に怒られた思い出。

学校の勉強はきらい。
先生は苦手だった。
この難しいところを、
療育があったら、学校生活も違っていたと
思う。

どうして私だけわからない。
みんなと同じように、先生の話を
聞いているのに、
私だけ、わからない。理解できない。
あーおいていかれる。
　
へらへらしているようで、
悩んでいた小学生だった。

母が亡くなってから、兄から教えてもらった
ことがある。
私が小学生の頃、
面談で、
私が勉強できないことを先生に言われ、
家に帰った母は
泣いていたらしい。

勉強できなかったけど、
それで悩んだこともあったけど、
わたしはしあわせだったよ。
お母さんの子供で良かったよ。
友達とたくさん遊んで後悔はない。
こんなんでも
毎日、一生懸命だったの。
、、、、、
泣かせてしまってごめんなさい。

だから、私も
娘に、
しあわせになってほしい。
そのために療育にいく。
それでいじめられたら、
私が助けるから大丈夫！！！
当時、そう思っていた。
強く強く、そう思っていた。

そして、現在。
私の周りで、療育を理解してくれる人や
娘のように特性が強い人は、
困らせている人ではなく
困っている人だと
理解してくれる人が増えた気がする。
私も含めて。

それが、とてもうれしい。