yesterday once more

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東北発。コレクションと旅日記です。

 東北新幹線開業前の東北本線はまさに特急街道。仙台以南であれば「はつかり」「やまびこ」「ひばり」が行き交った。まさに華があった。それに加えて青森からの「はつかり」であれば車窓に八甲田山、岩手山、栗駒山、蔵王山、吾妻山、安達太良山、那須岳と名山が望めるのも魅力だ。旅慣れた人であれば山を見ながら「ああ、ここまできた。」という思いを抱けただろう。

 ここは蔵王の麓。山頂までの距離も近く、連峰なので見ごたえのある車窓風景となる。ここから上野まで3時間半。東京はまだ遠かった。今なら「はやぶさ」が高速で飛ばしていく。自分にとってはなつかしい風景だけど今の人には583系と言ってもピンと来ないだろうかと思うのだ。

 

 

 

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 だいぶ前に写したもの。

引退したED75だが、その頃に当地には3両が生き残って事業用列車に使われていた。

時に日中の時間帯に走行しそれなりにファンを集めていた。後継と言われたキヤE195系の稼働前だったのでED75の稼働率も高かったのである。

 たまたま撮影で訪れた小牛田駅で遭遇してスナップした。広い構内での機回しは全盛時を思い起こさせる。ナナゴが構内を行き来するとはまさに昭和の風景だった。もうこの姿は見られない。

 

 

 

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 只見線にキハ40系がいた頃の話。快晴に恵まれて「第四」を訪れた。当時は自分ひとり。橋のたもとにポジションを決める。雲ひとつなく気持ちよく列車を待った。背景の山にもきれいに雪が載って只見線の代表的な風景になった。

ここで待ちながら思う。蒸気機関車C11の現役の頃もこうだったのかと。何も変わらない中で列車を待つ。そしてゆっくりと通過。水沼の駅が近いので落ち着いてシャッターを切れた。写し終えてまた風景を楽しめた。今でも変わらないであろう絶景だった。

 

 

 

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 明けましておめでとうございます。晴天の富士山のようにおめでたい絵柄が好まれると思うのだけどあまり絵葉書的な写真を撮っていないので別ヴァージョンにて新年のご挨拶を。

 写したのは確か1月2日。雪の少ない年で吾妻山にも積雪がべったりという状況ではない。それでも放射冷却でかなり寒かった記憶がある。場所は庭坂の大カーブだ。当時はまだ「庭坂-赤岩」と表記できたのが今では「庭坂-板谷」となる。板谷は山形県でもあるしここからはずいぶんと遠い印象だ。時代が変えたものは車両も同じで今は亡き400系で山形新幹線の草分けとなる電車。最高運転速度が240km/hとは今ではのんびりした感じがする。

ここで写そうとすれば時間を考えなければならない。あまり朝早いと山形からも東京からも新幹線はまだ来ないからだ。地形の関係で吾妻山に陽が射したけど築堤まではまだ回らない。ちなみにこの場所はあの頃からほとんど変わっていない。

 この場所で時代とともに変わったものがもうひとつあった。400系の時代にはクマが出たことなどない。赤岩から板谷を俯瞰できる「高津森山」にでも行けばいるという話を聞いたことがあるが去年もこのあたりで目撃されている。鉄道撮影とクマの出没は関係が深い。今年が午年ではなくクマ年になることがないよう、周囲を気にせずに写せる安寧の1年になるよう祈っている。

 

 

 

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 今年も暮れていく。鉄道界もいろいろあった1年。身近なところでは東北新幹線で連結器が外れる事故があり社会問題になった。それを含めて運転見合わせとなった回数も多く信頼性が不安視されたものだ。それが尾をひいた訳ではないと思うが年の暮れになって津軽鉄道でも連結器が外れた。有名なストーブ列車である客車をDCが牽引していたけど、自分でもどうかと思ってはいた。自動連結器とは言うもののDCとPCでは若干形状が違う。もともと回送列車などでも国鉄時代から連結したことはあったが特に問題はなかった。たまたまなのかどうか、国土交通省も黙ってはいないだろう。

 おまけにペルーのマチュピチュの近くでは列車が正面衝突した。単線で正面からぶつかるとは困ったもの。観光鉄道だから安心させてほしい。

 それでも自分の趣味としては撮影回数が増えた。これはよかった。来年はご無沙汰になっている磐越西線を訪ねたい。C57の流麗な姿を写すのが初夢である。

 今年最後の絵は田園地帯の冬。冷え冷えとした風景で遠くを電車が走る。少しロマンティックに仕上がっただろうか。

趣味界の皆さまにおかれてもいい年を迎えられることをお祈りしたい。

 

 

 

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 今では貨物列車の運転もなく、単一形式の電車で統一されてしまった仙山線。路線としては割と地味になってしまった。今年の話題と言えばクマやイノシシ、カモシカとの衝突が相次いだことか。よくもまあこれだけと思うくらい地元で報道された。落ち葉でスリップした話は聞かなかったけど。

 ここも奥羽山脈を越えていくので冬は雪に見舞われる。近年では雪が少ないが、一度降られると沿線の風景も一変。旧型客車なら味わいが増すであろう冬の列車。

電車に替わってどうだろうか?絵にするならモノクロ変換した方がいいかも知れない。

 県境付近は地形が急峻では立ち入れる場所がなく、しかもこの雪。駅撮りが精一杯。1時間に4本くらいは来るのだけれど写すたびに待合室に逃げ込む。雪の中で待ってこそ本物だろうと思われるが自分に負けてしまう。

そんなことでいい写真が撮れる訳はない。我こそは、という方は冬の東北にぜひどうぞ。

 

 

 

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 一昨日、同じ構図での455系をアップした。

今回はED75。ともに新幹線開通前のひとつの東北本線の姿。

 ここは学生時代の通学ルートであり、地形は十分すぎるほど頭に入っている。

仙台以南と違って、貨物列車はほとんどがED75が1両で牽引していた。これをカーブしてやってくるところをねらった。

 当時混在していたED71が仙台までしかこないので以北はED75の独壇場。

やってきたのはヒサシ付きだから長町区所属機か。

 

 

 

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 もう「長町機関区」の名前を知っている人も少なくなったかも知れない。国鉄時代には東北本線の交流区間で主力であった基地であり、JR化の後は貨物会社に移行した。ED75が大量に配置されていた機関区としても有名だった。

施設としてその頃は「矩形庫」だったが、一角に「扇形庫」が残されていたことはあまり知られていない。

それに気づいてスナップした写真が残っていた。

 よく眺めると不思議な建物。「長町」で蒸気機関車が配置されていた時期があったが、それにしても建物が新しい。よくあるようなカマの煤煙で汚れた様子もない。写真には写っていないが収容庫は数線しかない。蒸気機関車末期にわざわざ小規模な扇形庫を建てたのだろうか?

 実は転車台を活かしておくことや、DLの配置があったので簡易的に建造したように思える。ELを矩形庫に、DLを扇形庫に入庫させようとしたのかも知れない。

 ED75も終末の頃に写しておいたもの。わかりづらいがED75の2両とも前照灯の片側がない。そもそもELが扇形庫にいること自体珍しい。部品取り用になったのではないか。

 併設されていた貨物ヤードはコンテナ化で機能停止し、機関区は東仙台に移された。今は再開発で「あすと長町」というにぎやかな新しい街になっている。機関区がどのあたりにあったのか、往時の手がかりはまったくない。廃線跡を辿るマニアにとってもここはどうしようもないだろう。それでも誰かやるだろうか?

 

 

 

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 松島駅を発車する102M上野行き急行「いわて」。

(撮影時期が不明だが、53.10改正前だとすれば列車名は「1号」、改正後であれば「2号」になる。)

確かED75を写しに行ったそのついでに写したものと思う。

 大型ライトの先頭車に編成の中にビュッフェ車の「サハシ」が組み込まれている。

在来線の急行列車で、そばやうどんの軽食を提供していたのだからまさに昭和の時代。

おまけにこの列車、当時の東北筋では珍しく福島や郡山での併結がなく、盛岡から上野まで単独運転だから編成は13両。

基本編成7両(クモハ・モハ・サロ・モハ・モハ・サハシ・クハだったか?)と付属編成6両。

付属編成にもサロが組み込まれていたので、グリーン車2両の豪華編成だ。

 出てきたネガから昭和が偲ばれる。

東京が遠かった国鉄時代。

 

 

 

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 復活した後で走行した代表的な路線が釜石線。磐越西線が冬だったのに対してこちらは夏。

最大の見どころは上り、下りとも登り勾配になる仙人峠。一日で往復するダイヤで遠野で長時間停車するダイヤだったから、クルマでの追っかけ組が多かった。

 この写真は釜石発花巻行き。洞泉から峠にかかったところ。

地形が急なためアングルを見つけるのに苦労した。

DE10重連の補機を付けたもののD51は真剣勝負。力強く黒煙を吹き上げる姿はまさに夏の蒸機を十分に堪能させてくれた。

 今では復活したC58ももう走ることはない。勾配区間の蒸気機関車はやはり魅力的。できればまた訪ねてみたい。

 

 

 

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