我が国民が求めているのは、将来に亘る着実な手取り所得の増加と充分な抑止力に基く安全保障、そして災害に強い国土。決して"sexyな"環境原理主義でも、曖昧な目標しか示せない経済政策でもない。愛想が良くないとか付き合いが悪いとかで自国の総理候補を決めてはいけない。

 

生前の故安倍総理、高市早苗さんや積極財政派の国会議員の皆さんと、デフレ的状況から脱出し、持続的な経済成長を実現する方策を議論してきた。総裁選を目前に控えた今、経済再生に必要な選択肢は、高市早苗さんの一択です。高市さんこそアベノミクスを理解した上で、修正を施した、正統派継承者です。

 

総裁選は総理大臣を決める選挙である。仕事や生活に忙しく、個別の政策の優劣を議論している暇などない国民に対して、「若くて」「爽やかな」だけの人を党首(総理)に仕立て、自分の選挙を出来るだけ有利にするのは民主主義ではない。人格、見識、胆力、成熟、公平さを持つ人を選ぶのが民主主義である。

 

この文章は、自民黨総裁選前にXに書かれた安倍晋三総理のアベノミクスのブレーンであった元財務省官僚・元駐スイス大使本田悦朗氏のものである。自民党国会議員の多くは本田悦朗氏の講演を聞いたことがあるだろう。経済を成長させないと全てが進捗できないのだ。誤った選択は国家を滅ぼすことになる。