イージスシステム搭載艦は、艦橋構造物の造形は、まや型を踏襲しつつも、窓の形状はFFM(もがみ型護衛艦)のような横長で視認性の向上を意識しつつ、省人化による少人数の艦橋配置員にも対応した設計と感じた。併せてFFMに搭載されているOAX-3光学複合センサーと同様の装備。

また、もがみ型のようにステルス性を向上させ将来的には、もがみ型護衛艦のように、船体側面にハッチを増やして武器装備を隠し、ステルス性能を向上させることになると思われる。兵装は、12式SSM能力向上型誘導弾、トマホーク ブロック4、トマホークブロック5、ドローン対応に高出力レーザーも配備だ。

BMDと防空戦にはSM-2、SM3ブロックⅡA、SM-6等が考えられる。対潜攻撃には07式垂直発射魚雷投射ロケットがある。VSLは128セルでレーダーはSPY7レーダーである。多目的巡洋艦あるいは海上大型ミサイル艦、ミサイルプラットフォームというべきだろう。1日も早い就役が待たれる。