F15戦闘機の能力向上のための改修で、装備品の取得費や維持整備費を含めた総コストが68機分で6465億円になると発表。具体的には、今回の契約にもある電子戦能力の向上、多数目標を同時攻撃できるレーダーの更新、相手の射程圏外から攻撃できるスタンド・オフ・ミサイルだ。

 

これの搭載、搭載ミサイル数の増加などの能力向上の費用に加え、運用維持費を合わせた30年間の総コスト「ライフサイクルコスト(LCC)」が6465億円になると試算した。主な内訳としては、30年間の運用維持段階の改修に5653億円、教育訓練に404億円、試験などに173億円、施設費用に24億円を見込んだ。