本日、H3ロケット3号機により、先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)が打ち上げられ成功しました!  12時06分42秒に、リフトオフに成功。  12時23分27秒に、ALOS-4 の分離成功。

 

その後は、衛星が太陽電池パドルを広げ、自身で発電できるようになるなど基本的な衛星の稼働状況を注視した上で、初めて成功コメントを出すことが出来ました。  H3ロケットは、我が国の宇宙活動の自立性確保と国際競争力強化のために極めて重要な、新たな基幹ロケットです。

 

本年2月の試験機2号機の打上げに続く、連続成功です。  自前の射場とロケットの両方を保有する国は、日本を含めて10ヵ国しかありません。  今後は、民間企業を含めた国内および国外の打上げ需要も取り込んだH3ロケットの活用が促進され、我が国の宇宙産業の一層の発展につながることを期待します。

 

本日打ち上げられた先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)は、現在も宇宙で活躍中の「だいち2号」の性能と機能を強化した後継機に当たります。  先進レーダ衛星を含めた地球観測衛星の体制整備によって、災害対応や幅広い産業の振興に貢献することを期待します。  宇宙政策を担当する大臣として。

 

我が国の宇宙開発利用を精力的に進めてまいります。  結びに、御関係の全ての皆様の大変なご尽力に敬意を表し、感謝申し上げます。高市早苗・科学技術・宇宙政策担当大臣。

 

H33号機の成功をお祝い申し上げます。だいち4号も軌道に乗ったことも日本人のひとりとして嬉しく思います。高市早苗大臣には時節柄ご自愛されご活躍をされることをお祈りします。