国際政治学者の多くはリアリストで民主主義国家の利益を重視をする考えである。東野教授はウクライナ戦争は、ロシアによるウクライナへの侵略戦争だと断定をする。まさに、権威主義や悪の枢軸への危うさを指摘をする。

 

台湾での講演でも、中國の台湾侵攻について、日本の立場を説明をしながら、東アジアを第二のウクライナにしてはいけないと述べ。それも、欧州、ロシアの専門家としての警告である。英仏の総選挙についても、マクロンの下院選挙はルペンの国民連合への対抗策と。英国のスナクの総選挙は、保守党が大敗。

 

グローバル主義に懐疑的なので、欧州の右派勢力の動向に注目である。フランスの国民連合のルペン氏、オランダ自由党のウィルダース氏、イタリアの同胞・メローニ首相、こうした政治家たちの欧州議会選挙での躍進は勢いが今回の「反移民」、「環境政策の見直し」だ。日本の右派勢力に大いに期待をする。