陸上自衛隊第1地対艦ミサイル連隊(北千歳駐屯地)に21日、第306地対艦ミサイル中隊が新設された。同駐屯地で新隊が編成されるのは令和2年3月の訓練評価支援隊以来4年ぶり。

駐屯地で行われた記念式典では、高山喜一郎連隊長が「一刻も早い戦力化を期待している」と訓示。隊旗を受け取った横田正力(まさちか)中隊長は「速やかな任務遂行に向けて頑張っていきたい」と抱負を語った。

新設された中隊は約60人規模で編成。88式地対艦誘導弾システムを主要装備とし、海上からの侵攻時などに機動展開できる体制や能力を持つ。