高市経済安保相は『重要経済安保情報の保護及び活用に関する法律案』を閣議決定し国会に提出したことで。一昨年夏から心血を注いできた経済安全保障版セキュリティ・クリアランス制度を創設する為の法律案です。

国会で本法律案をお認め頂けたら…ですが、既に経済・技術の分野でも情報保全制度が定着している他のG7諸国やオーストラリア等との信頼関係が深化して日本企業のビジネスチャンスが拡がることに。

国際共同研究の機会が増えることを、大いに期待していますと述べている。特定秘密保護法、経済安全保障推進法を強化するためのセキリティ・クリアランスの法制化、そしてスパイ防止法でスパイ天国日本の国家機密と企業の機微技術を守ることになる。適格性評価にはプライバシー保護、人権尊重を重視だ。

岸田総理の衆議院政治倫理審査会に出席して、答弁をしたことには驚いた。局面打開には、それしかなかったのだろうか?議員内閣制では総理大臣(首相)は最高権力者である。自民党総裁としての発言だったが、場違いのように思えた。残念でもあった。