海自のイージス艦は、こうごう型、あたご型、まや型で8隻である。VSLで弾道ミサイルにはSM2/SM3ブロック2A、巡航ミサイルにはSM6で迎撃できる。さらに、トマホークでの反撃能力は、中国、北朝鮮への抑止力にもなる。

また、イージス搭載艦2隻が建造をされる。この2隻は、世界の最高水準のイージス艦だ。先のイージス艦はアップグレードをしないと実戦では通じなくなる。イージス艦に期待される特徴はネットワーク戦闘能力の具体化だ。戦闘情報を共有する共同交戦能力(CEC)をすべてのイージス艦に備えるべきである。‼️

加えて、海軍統合射撃管制-対空(NIFC-CAニフカ)能力を備えるべきだ。ニフカとは、艦艇では捉えきれない水平線の向こうの脅威情報を獲得するもの。地球が丸いことにより艦艇レーダーでは角度的に探知外となる水平線以遠から高速飛来するミサイルや戦闘機を「別の手段」で早期探知し、情報処理を行う。

て取得するものだ。別の手段とは、空自の早期警戒機E-2Dや戦闘機F-35A、さらにはF-35Bを水平線以遠へ先行展開させ、哨戒(パトロール、監視、索敵)して脅威となる目標(ミサイルや戦闘機)を発見させる。その情報をイージス艦は受け取り、対空ミサイルを発射するものだ。E-2DやF-35によるものである。

イージス艦の遠隔センサーとする仕組みである。味方他者が探知した目標情報を、あたかも自らが捉えた目標として照準し、射撃するシステムというわけだ。

護衛艦のしろは、90~100名、兵装62口径5インチ単装砲 × 1門、Sea RAM × 1基。RWS × 2基、17式艦対艦誘導弾 (SSM-2)4連装発射筒 × 2基、Mk.41 VLS (07式 SUMほか) × 16セル(後日装備)HOS-303 3連装短魚雷発射管 × 2基搭載機SH-60K 哨戒ヘリコプター × 1機