「ロイター」によれば、中国河北省では7月下旬からの豪雨により100万人近くが避難を余儀なくされた。

あふれかえった河川の水を多くの住民が暮らしている幾つかの「保水地区」に誘導せざるを得なくなったからだが、首都北京を守るためのこうした措置の犠牲になって家を失った人々がインターネットで怒りの声を上げている。豪雨で氾濫したのは海河。流域面積は河北省の大部分と北京市、天津市などである。

ポーランドに匹敵する広大さがあり、特に河北省では洪水被害が大きい。中国の法律では、大規模洪水で貯水ダムの容量オーバーとなった場合、一時的に指定された低地の保水地区に水を放流することが定めている。こうした中で7月31日に河北省は13の保水地区のうち7カ所に水を放流で多くの犠牲者だ。

中国は、日本の福1原発事故の処理水が危険だと喧伝。海洋放流するとトリチウムは安全である。ALPSで、放射性物質を含む水について、トリチウム以外の放射性物質を、安全基準を満たすまで浄化した水だ。処理水が危険だというならば、中国の原発はすべてトリチウムを出していることにご存知ないのか。⁉️

トリチウムは水素の仲間(三重水素)で、日々自然に発生しているものである。そのため、水道水や雨水、私たちの体の中にも含まれており、「自然界にも広く存在する放射性物質」である。