プロイセンの軍人カール・フォン・クラウゼヴィッツは、『戦争論』の中で「戦争は外交の一手段である」と述べています。日本は外交で対話・交渉で平和が守られるという空想的平和主義が、敗戦後、席巻していることは残念。ところが、クラセヴィッの言うように戦争は外交の一手段であるならば、防衛力の増強は国家意志である。