香港で、警察に連行される「立場新聞」の編集幹部(昨年12月29日)=ロイター

【香港=吉岡みゆき】香港の民主派寄りのネットメディア「衆新聞」は2日、4日から運営を停止すると発表した。昨年末には同様のネットメディア「立場新聞」が幹部の摘発で運営停止に追い込まれた。報道を続ければ摘発の恐れがあると判断したとみられる。

衆新聞は声明を出し、運営停止の具体的な理由については触れないものの「過去2年の社会の急変でメディアを取り巻く環境は悪化し、我々の理念を達成できなくなった」と説明した。香港で活動する民主派寄りメディアに対しては、中国、香港両政府による圧力が強まる一方だ。他の民主派寄りネットメディアも近く運営停止などを迫られるとの観測が広がっている。讀賣新聞

 

香港ネットの民主派ネットメディアは「香港国家安全維持法」で罰せられるのか、香港は民主主義の墓場になっている。中国共産党は現代のナチスで全体主義である。香港時代革命、香港民主主義を国際社会で守ろう。香港に経済制裁を、岸田政府も他人事でない。日本の自由な言語空間も危うくなっている。