崔 在哲 | 愛染恭介のやぶからぼう日記

崔 在哲

昨日は来月11日に一緒にライブさせていただく崔 在哲(チェ・ジェチョル)さんと

ヒデオ3人の会合&リハであった。

コーラを片手にジェチョルさん現る。闊達なふるまいと笑いで

すでに音を出す前からパワーを感じる。

「うちは実家が大久保で店やってるんですけど、お好み焼き死ぬほどうまいですよ!

なんでこんなうまいんだろう、麻薬が入ってるんじゃねえかってくらい」

もうこんな感じでのっけから気に入った。

3人で音を出し、まったく当たり前のように気持ちよくグルーブ。

チャンゴという韓国の打楽器が入ることによって、自分では到底出せない泥臭さが

にじみ出てきた。彼も仙波清彦に見初められカルガモーズに参加している。

その後、チャンゴとヒデオドラムのバトルを堪能。

また、10分にも及ぶチャンゴの独奏を、リハであるにも関わらず

踊り(踊りとチャンゴは切り離せないのだろう)汗を噴出しながら熱演してくれた。

実は連休中のベルクの忙しさで気持ちがそれまでかなりカリカリしていたのだがー

思わず叫びたくなるようなソウルの揺さぶりをかけられー大らかな気持ちに支配されていた!

いや、これだから音楽はやめられねえ・・・いや見てただけなんだけども、

間近で体感できる幸せ、別に何歳だから音楽活動は卒業とかそんなレベルの話ではないー

生きるために必要なたべもののようなものだ。おいらもチマチマしてる場合ではない。

「チャンゴの演奏は何回も聴いているけど、独奏って初めてのような気がする」

実際は聴いたことあったかもだけど今回ほど揺さぶられたことはない。

ジェチョルさんは急に真顔になり「サムルノリでも何人かでやることはあっても、ひとりでやるっていうのは

あまりないんですよね。どうやっていいんだか分んないだと思う。俺のも本場の人が見たら間違ってるって

言うかもしれないけど」と。いや、本当がどうあれ、あんたはホンモノだよ!

とにかく、12/11(木)吉祥寺MANDA-LA2ライブ皆さんお楽しみに!

CDもその日に間に合わせるべく動いてます。


ジェチョルさん帰りもコーラを買いに行った。そんな好きなんかい!