自給?
先日のライブご来場の皆様、ありがとうございました。
あんなにステージ上でリラックスし、楽しんでできたことは滅多にないこと。
次もいろんなステキなゲストを呼んで、面白いことやりますよ!
さて、翌日、幼馴染みがアメリカより一時帰国、久しぶりの再会でした。
3歳からの友人で、その超マイペースぶりゆえに先生からもクラスメートからもいじめを
うけてた奴。でもその動じない大らかさで馬が合ってたし、アメリカに行っても
すぐ馴染んだことだろう。
そんな奴にも、子供二人家族を養うには厳しい状況ゆえ帰国のめどを立て始めての一時帰国だった。
どうやらニューヨークでの生活ぶりを聞いてみると、そのとんでもなさが日本の比ではないことが
分ってきた。まず物価。日本でもガソリン代が高騰しているけれど、アメリカではイラク戦争後
約3倍に上がり、今現在は戦争前の4倍になっているという。お米は2倍。アメリカに住んでいる
とはいえやはり米が食いたい、しかし2倍は尋常じゃない。
また、エネルギーの垂れ流し。ニューヨークの冬は寒い。気温はー15℃とかが当たり前。
だから大概のアパートでは建物全体を賄うセントラルヒーターを24時間フル活動、一端止めてしまうと
配管の老朽化から再び点かなくなってしまう可能性大なので、常に暖房が効いている状態で
その暖房費は市がもっているという。だがそれ故真冬でも部屋が暖まりすぎて暑くなり、
真冬にクーラーを点けることもあるのだという。
日本でこれだけ、エコだの省エネだの地球全体への関わり方にようやく目覚めつつあるなか、
大国アメリカではそれを帳消しにしてくれるような事態が繰り広げられている訳だ。
さすが京都議定書から離脱した国だけある(まあ地球温暖化=CO2排出という図式信奉にも
ほんとにそうなの?と問いたいが)。
まあいろんな意味で世界は密になってきている。
自分に必要なものは自分で作る、ことが少しずつ増えるとちっとは方向が変わってくるかね。
素材は質素・・・しかし楽しむ気持ちはケチらず!いきたいもんだねえ。